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更新日:2007年01月05日

子どもと一緒にオリジナル七草粥を作る

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七日正月の行事といえば七草粥。今年は平安貴族も食べた(?)古き良き七草粥をお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょう?

文章:飯野 耀子(All About「食育」旧ガイド)
新しい年がはじまりました。みなさんはどんなお正月を過ごされましたか? おせちや外食でちょっとお腹が疲れ気味ではありませんか? すでにご存じかと思いますが、正月疲れのお腹を休ませるため、お正月最後の日、7日目には七草粥を食べる習慣があります。

そこで今回は、お子さんと一緒に作れて、歴史の学習にもなる七草粥をご紹介します。

昔の七草は「草」ではなかった?

皆さん、春の七草を言えますか?

「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」

これぞ春の七草です。小学生や中学生のころ、テストに出たりもしましたね。これを見てもらうとわかるように、これらの七草はみな葉物。しかし、七草の始まりは葉物ではなく穀物のみだったんです。何が入っていたかというと……

「米」「あわ」「キビ」「ヒエ」「ごま」「小豆」「蓑米(かずのこぐさ)」

です。蓑米以外は見たことがある文字ばかりではありませんか?わかる方はわかると思いますが、今流行の五穀米や雑穀米にブレンドされている穀類なんです。ちなみに現在の七草のスタイルになったのは戦国時代くらいからといわれていて、江戸時代から幕府の正式なお正月行事になっということです。今では「七草」と表記されていますが、お正月に関するものについては「七種」と書いて、「ななくさ」と読みます。

肥料作り方こだわったお米

田植えの前に雷が落ちるとその年はお米が美味しくなるという言い伝えから名づけられた「雷神光」。ながいき農法の肥料に変えた後、田んぼにいなかったドジョウがどこからか戻ってきたそう(問い合わせ先:会津食のルネッサンス
七草粥は健康面を考えての一面と、邪気を払い万病を除くという呪術的な一面も持った食事です。呪術というとちょっと恐い感じがしますが、これは神様にお願いする意味での呪術なので恐れる必要はありません。とにもかくにも七草粥は「健康のために食べる」という意味があります。そこでただ願うのではなく、科学的に健康のためを考えて作られたお米を使って作ってみるのもひとつではないでしょうか?

お米作りにはいろんな農法があります。有機農法・無農薬農法・合鴨農法はすでに有名。そんな中、新しい農法に「ながいき農法」というのがあるのをご存知ですか?「雷神光(らいじんこう)」というお米が、この「ながいき農法」で作られています。土にまぜる肥料から考え、作られているお米です。もちろん全く化学肥料は使われておらず、お米から取れた米ぬかと塩を使って作った肥料を使って栽培されています。この肥料を混ぜた土で育つことで、生物と共存しながら植物が育ち、植物自身の生命力も増すのだそう。

その一番の証拠が酸化するまでの時間。その効果が最も出るのが葉物で、この農法で作られたホウレンソウは通常3日で酸化するところ、23日間も元気な状態で食べられるそうです。これだけ生命力を持った食物を食べることは、滋養強壮という観点から見ると人間の体にもとてもいいということになります。せっかく「無病息災」を願う日なので、ぜひ使う食材自身の元気さにもこだわってみてください。あと、お子さんの健康のためにもぜひこだわってみてください。

>>次は平安時代の七草粥が登場!>>

(執筆者:飯野 耀子)

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