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感謝は子どもの体を強くする

子どもが風邪をひきやすい体質なのか、頻繁に熱をだします。なにか精神的なものの影響があるんでしょうか?

執筆者:谷口 賢晋


子どもが風を引きやすい体質

Q:子どもが風邪をひきやすい体質なのか、頻繁に熱をだします。なにか精神的なものの影響があるんでしょうか?

痛みにつよくなる体験

子どもの健康
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A:風邪を引きやすいことと、精神的なことがそれに影響しているかは、いちがいにはいえません。私は、あることをセミナーで体験してもらうことがあります。体に感謝すると、痛みにつよくなるという体験です。それをご紹介しましょう。

自分の体に感謝する

まずは、手の甲をやや痛くなるくらいにつねってみます。「あっ、少し痛い」というくらいのつよさでOKです。つぎに、自分の全身に感謝します。体全体を頭のなかでイメージしながら「ありがとう」とつたえます。ちょっとした遊びですので、気楽に「ありがとう」といってみましょう。さらに、手の甲を見て「ありがとう」と10回繰り返していってください。そして、手の甲を先ほどちょっと痛いと感じたおなじつよさでつねります。ほとんどの場合、痛みを感じなくなるかやわらいでいるはずです。

私は、セミナーでいろんな人にこれを体験してもらい、実際に痛みがやわらぐことを知りました。理由は私にはわかりませんが、感謝には体を柔軟にしたり痛みをやわらげたりする効果があるようです。また、実際には効果がなかったとしても、やることは「感謝」だけですので、損はしないと思います。

感謝のぎゃくは痛みを増す

さて、今度は、ぎゃくに、手の甲にむかって「役立たず!」「こらっ」など感謝とはほどとおいことばをかけてみてください。そして、おなじように手の甲をつねります。痛みに変化があるかどうか確認してください。セミナーでこれをやってもらうと、ほとんどの場合、痛みが増します。ついつい、イライラして否定的なことばで子どもを叱ってしまうことはありませんか。つよく否定的なことばでしかることがいいかわるいかは、また別の話です。しかし、いつもいつも、否定的なことばで注意していると、体は痛みをつよく感じるようになるということです。

痛みに敏感になりすぎると、ストレスが溜まりやすくなるので、精神的にも体力的にもつかれやすくなるのではないかと思います。子どもが危険な場面のときは、つよくしかって子どもを守ることも必要なときがあるかもしれません。それとおなじくらい、子どもに感謝の気持ちをつたえると、子どもが不必要なストレスをため込まずにすむのではないでしょうか。



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