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ガイド記事を元に、「離乳食」ガイドの川口由美子さんやみなさんとで、離乳食について語り合える場所です。
子育て事情関連情報
更新日:2004年04月13日
男の子のたくましい成長を願う、5月5日の「端午の節句」。兜や五月人形、鯉のぼりに柏餅と、様々な準備をしますが、そのいわれとはどのようなものか、歴史を紐解いてみましょう。






5月5日の端午の節句は、5月初めの午(うま)の日に薬草で邪気をはらうという、漢代からの中国の習慣に端を発しています。これが伝来して日本古来の習俗などが加わり、病気や災厄をはらい、男の子の逞しい成長を願う目的の行事として一般化しました。
奈良時代に朝廷で始まったころは邪気を祓(はら)い延命を祈願する宮中の節句行事でしたが、鎌倉・室町の武家文化を経て、男の子が誕生するとその子の身を守って無事に成長するという願いを込めて鎧や兜を飾るようになりました。その後、江戸時代にはすっかり一般化し、民間でも五節句の一つとして盛んに行われました。菖蒲(しょうぶ)の葉や根を使うことから菖蒲の節句とも呼ばれますが、菖蒲が尚武・勝負に通じることから、男の子の節句として定着しました。
鎌倉期の武士階級の台頭とあいまって、男子の健やかな成長を祈るお祝いの日として、端午の節句は勇壮さが強調されていきました。室町時代には早くも「兜人形」が作られ、江戸時代の中頃になると中国の故事「鯉変じて龍となる」にちなんで、「鯉のぼり」が作られて、男子の栄達を祈願して、戸外に飾られるようになっていきました。
粽(ちまき)に使われる菖蒲は、その鋭い剣状の葉から強い香りを匂い立たせることにより、災厄を退け、悪霊を祓う強い霊力が備わっており、子供の生命力を強くするといわれています。一方、柏は古くから男性的でおめでたい樹とされ、神事に使われていました。新芽が出ない限り古い葉が落ちないそうで、家系が絶えないという縁起をかついでいるのだとか。江戸時代の中頃からは、端午の節句に餅を柏の葉で包んで供えたり配られたりし、また、葉が大きいことから食物を盛る器としても使われていました。
しかし、当時から江戸と上方(京都、大坂)では祝いの菓子にも違いがありました。江戸では主に柏餅、上方では主に粽を食べていたという記録が、歴史文献に残されているそうです。(執筆者:河崎 環)
ガイド記事を元に、「離乳食」ガイドの川口由美子さんやみなさんとで、離乳食について語り合える場所です。