奈良の寺・神社

更新日:2009年11月17日

薬師寺

薬師寺は、平城遷都以前の飛鳥時代から存在した、日本有数の歴史が古い寺です。しかし、多くの建物は長い歴史の中で焼失し、昭和の後期になって、再興が進みました。そのため薬師寺の多くの寺は色鮮やかで、枯淡な色合いの他の奈良の寺とはずいぶん違って見えますが、創建当時は、多くの寺が、薬師寺のような姿だっったのです。

薬師寺は平城遷都以前の寺

2010年は平城遷都1300年。奈良の寺社では、たくさんの行事が行われます。この年に奈良に行かれる方も多いと思いますので、ここでは、たくさんある奈良の寺の中から、特に人気の高い薬師寺をご案内します。

薬師寺は、710年の平城遷都以前から飛鳥にあった寺です。天武天皇により発願(680年)、その奥さんの持統天皇によって本尊開眼(697年)、さらに文武天皇の御代に、堂宇が完成しました。その後、平城遷都に伴い現在地に移されたものです(718年)。

薬師寺回廊に咲く、オオヤマレンゲの花

薬師寺回廊に咲く、オオヤマレンゲの花

宗派は法相宗。これは唐から伝わったもので、南都六宗(奈良時代の6つの宗派)のひとつです。このころのお寺は、広く一般に仏教を布教したり、人を救うという目的ではなく、選ばれたエリートが勉強する場という意味合いが強く、この法相宗も非常に哲学的で難解なものです。当時の奈良の大きな寺は、東大寺にせよ唐招提寺にせよ、そのような存在であったということを頭に入れておいてください。

薬師寺の見どころ

薬師寺には、大きく分けて3つのエリアがあります。まず、金堂や塔などがある白鳳伽藍。一般の観光客の方は、まずここに行きます。次に、道路を挟んで北側にある玄奘三蔵伽藍。もうひとつは、道路を挟んで南側にある休ケ岡八幡宮です。

1 2 3
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

吉田 さらさ

お寺、神社、仏像、宿坊に関する単行本と雑誌記事をメインとして執筆と写真撮影をしています。「散歩の達人…

続きを読む

ガイドからのお知らせ

旅館・ホテルを探す

旅行関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【旅行メルマガ】現地に精通したガイドが、地元ならではの使える旅行情報やおすすめスポットなどの厳選情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?