花粉症の症状・対策

更新日:2005年03月13日

子供の花粉症の知識と対処法

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今年はスギ花粉が観測史上最高といわれるほど大量に飛んでいます。これまで花粉症がなかった子供が、今年発症するかもしれません。その理由は、花粉症と勉強の意外な共通点にありました。

文章:長尾 大志(All About「子供の健康」旧ガイド)

花粉症って、どんなもの?

Q:うちの子はこれまでアレルギーがなかったのに、今年初めてくしゃみ・鼻水といった症状が出てきました。病院にいくと花粉症だといわれましたが、そんなことがあるのでしょうか。信じられません…。

A:お答えします。今年のように大量に花粉が飛んでいる場合、今まで特に症状がなかった子供が花粉症を発症することがあります。子供に少しでもアレルギーの素質がある場合、アレルギーの元になる物質(アレルゲン)に多く接触(食べたり吸い込んだりしてアレルゲンを体内に入れること)すればするほど、アレルギーの起こる可能性は高くなります。

アレルギーとは

今年の花粉量は史上最高とも言われています
今年の花粉量は史上最高とも言われています
アレルギーとは、日本語で言うと過敏症です。接触したアレルゲンに対して、体が過敏に反応することを言います。

人間の体には免疫系という防衛機構が備わっています。これは細菌やウイルスといった外敵が体内に入り込んだときに、体を守るために働くのです。免疫系が細菌やウイルスといった微生物と闘うときには、発熱して微生物を弱らせたり咳や痰を起こして外へ出そうとします。例えば風邪の時の症状を考えてください。

ところが、本来外敵でも何でもないアレルゲンが体の中に入ったときに免疫系が「おや?これって外敵かな?」と勘違いして反応が起こってしまうのがアレルギー反応です。勘違いの反応ですから本物の外敵と闘うときとは違う症状が起こるのです。

この勘違いの反応が起こりやすい人をアレルギー体質、またはアトピー素因があるといいます。

アレルギーが成立する過程

アトピー素因がある人も生まれつきアレルギーを起こすわけではありません。免疫系が最初にアレルゲンに接触したときは「これはなんだろう?覚えておこう」で終わってしまいます。その後何度も繰り返しアレルゲンに接触することによって、「これはなんだろう」から「こいつは敵だ!」と誤って学習してしまうのです(この過程を「感作」といいます)。

さて、ここでお母さんに質問です。

新しいことを学習してしっかり身につけるのに、最もいい方法は何でしょうか?

>>次ページでは勉強とアレルギーの意外な共通点に迫ります>>

(執筆者:長尾 大志)

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