早く返したい!住宅ローン返済のテクニック

更新日:2009年11月14日

返済額軽減型の繰上げで金利上昇に対処する方法

固定期間選択型を利用する人たちの、共通の悩みのひとつは、「固定期間が終わった後に、金利が上がったらどうしよう?」というもの。金利が上がれば、月々の返済額も増え、家計にとっても痛手です。そのようなときの対処法のひとつとして有効な「返済額軽減型」繰上げ返済の利用法をご紹介します。

住宅ローンは、借りた後のメンテナンス次第で大きく変わります。今回は、「繰上げ返済」の利用法のひとつをご紹介します。

【記事のインデックス】
返済額が上がっちゃった! ……1P目
金利が上昇したら、毎月返済額はどうなる? ……1P目
返済額を抑えて家計を安定させよう ……2P目

返済額が上がっちゃった!

住宅ローンの金利タイプのひとつに、固定期間選択型があります。呼び方は、固定金利特約型だったり、固定金利指定型だったりと様々ですが、借入れから数年間金利を固定するのが特徴です。

このタイプのローンを利用する人たちの、共通の悩みのひとつは、「固定期間が終わった後に、金利が上がっていたらどうしよう?」というもの。金利が上がれば、月々の返済額も増え、家計にとっても痛手です。そのときに、子どもの教育費がかかるようになっているなど、家計の余裕度が少なくなることが予測されるのであれば、なおさらでしょう。

そのようなときの対処法のひとつとして有効なのが「繰上げ返済」です。繰上げ返済には、返済期間を短くする「期間短縮型」と、期間を変えずに返済額を少なくする「返済額軽減型」といわれるものがありますが、このうちの「返済額軽減型」を利用します。どのように利用するのか具体例でみてみましょう。

金利が上昇したら、毎月返済額はどうなる?

2,000万円を35年、3%、元利均等毎月返済で借りている場合の毎月返済額は、76,970円です。10年固定を利用している場合、この返済額は10年間変わることはありません。

しかし、10年経って、仮に3%だった金利が4%に上がってしまったとしたらどうなるでしょう? 下表のとおり、毎月返済は9,000円弱上がって、85,673円になってしまいます。毎月の家計が赤字にならないように頑張っている身には、ちょっと辛い金額ですね。
元利均等毎月返済を利用した場合

元利均等毎月返済を利用した場合




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久谷 真理子

相続・不動産のコンサルティングから実行まで幅広くサポート。執筆やセミナーなど多数。

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