デジタルカメラの基礎知識

更新日:2010年01月30日

大きいCCDと小さいCCD、どっちがいい?

まるで『より高画素に』を合言葉であるかのようにして進化してきたデジタルカメラ。その心臓部であるCCDとはいったいなにか、そして3CCDなどの高画素化が意味することとは?

高画素化とは、実は……

もし、500万画素と1000万画素のCCDが同じ大きさであった場合、1000万画素のデジタルカメラのほうがノイズの多いものとなる可能性も充分にある。

CCDの大きさはよく『1/1.8型』や、『1/2.7型』という形で表記される。ここでは1/1.8型のCCDを例に挙げてみよう。

1/1.8型のCCDは300万画素からデビューし、400万画素、500万画素、そして600万画素と順調に高画素化が続いてきている。全体の大きさが変わらずにイメージセンサの数が倍になっているということは、素子の大きさが半分になったということなのだ。
CCDを高画素化する概念図。ひとつひとつの素子の大きさが半分程度になっている

CCDを高画素化する概念図。ひとつひとつの素子の大きさが半分程度になっている



高画素化がなにを及ぼすのか

高画素化によって受光部が半分になると、なにが起きるのか。ひとつひとつのイメージセンサにあたる光の量が減少することに他ならない。つまり、感度という面で見れば高画素化によって悪化しているのだ。

これを補正するために、信号を増幅しなくてはならない。そうすると信号だけではなくノイズをも増幅することになってしまう。いわゆる「s/n比の悪化」が起きるのだ。

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清水 博之

カメラとの付き合いは20年以上。銀塩カメラから始まり、デジタルカメラまで、幅広い知識を持つ。ライター…

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