デジタルカメラの基礎知識

更新日:2010年01月30日

大きいCCDと小さいCCD、どっちがいい?

まるで『より高画素に』を合言葉であるかのようにして進化してきたデジタルカメラ。その心臓部であるCCDとはいったいなにか、そして3CCDなどの高画素化が意味することとは?

イメージセンサはデジタルカメラの心臓部

デジタルカメラの画質の良し悪しを決める主要な要素は、おおまかに言って3つある。イメージセンサ(CCD/CMOS)、画像エンジン、そしてレンズだ。 今回はその中でイメージセンサについて説明しよう。

イメージセンサとはフィルムを使ったカメラにとってのフィルムにあたるものだ。

フィルムに露光させるのと同様、この部品に光が当たることによって画像を得ることができる。フィルムは光があたったときの化学変化によって画像を得るように、イメージセンサは光を信号化して画像にするのである。

イメージセンサは画像を信号化するという意味で、デジタルカメラの心臓部分であるといえる。画質の良し悪しの過半をイメージセンサが握っているといってもいいだろう。


イメージセンサとはいったいなに?

コンパクトスタイルのデジタルカメラのイメージセンサにCCDやCMOSを採用している。やや話が専門的になるが、できるだけ噛み砕いて解説してみよう。

イメージセンサは昆虫の複眼のような構造をしており、一枚のイメージセンサ上に光を受ける素子がびっしりと敷きつめられている。 この一粒一粒の受光素子が光を受け、それを電荷として信号化しているのである。このイメージセンサの粒が、いくつ存在するかが『画素数』の正体ということになる。

同じものを描くときに、より多い画素で描写するほうがきれいに形を描写できる。つまり、「解像度」という意味においては、画素数の増加は画質の向上に貢献するということがいえる。


大きいCCDと小さいCCD、どっちがいい?

さて、CCDが500万画素と1000万画素のデジタルカメラがあったとき、あなたはどちらが高画質であると感じるだろうか?解像度が倍も異なるふたつのカメラであれば「1000万画素のデジタルカメラのほうが高画質なのでは?」と感じてしまうのではないだろうか。

しかし、話はそう単純ではないのだ。

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写真

清水 博之

カメラとの付き合いは20年以上。銀塩カメラから始まり、デジタルカメラまで、幅広い知識を持つ。ライター…

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