文章:久米 信行(All About「Tシャツ」旧ガイド)
ポエトリーリーディングを超える新発想
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| 言の葉を着こなせ! |
かつて谷川俊太郎さんと息子さんの朗読会コンサートに感動した私でさえ、ポエトリーリーディングなる朗読会が、ひそかに流行っていることを知りませんでした。
さらに、コミケならぬ
ポエケットと呼ばれる大規模な同人イベントも定期開催されているそうです。今年7月に開催された「第10回 TOKYOポエケット in江戸博」のゲスト出演者だった若き詩人 桑原滝弥さんと私が出会ったことから「詩人類T-shouts!」という企画が始りました。
それは、詩人が創り、詩人が朗読し、詩を愛する人が着るための、新しい「言の葉」のTシャツであり、詩を全身で愛でる人たちが交流するムーブメントです。
その「詩人類T-shouts!」第1回のキックオフイベントが、来る2006年9月9日の土曜日18時から、4人の詩人をゲストに開催されることになりました。
桑原滝弥さんの詩集「花火焼」の一節で
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| ぼくはぼくとともに |
初めてお会いした時、桑原さんは、師でもある谷川俊太郎さんのTシャツを着て現れました。それだけで私は嬉しくなってしまいました。谷川先生のライブを見たとき、先生は自作の詩のTシャツを着ていました。その粋な姿と重なったからです。
さらに驚いたことに、どんなTシャツを作るか話がはずむうち、桑原さんは、このシンボルを入れたいと諸肌を脱ぎました。背中には、小さな炎のタトゥーがあり、中には詩という文字が燃え上がっていました。そして、胸には、ひらがなで「こヽろ」...。
いただいた詩集「花火焼」のこんな一節に心が動きました。
「ひとびとよ
全世界のひとびとよ
かるがるしく詩人となのりなさい」
「”無”は宇宙だ
宇宙はなんてせまいんだろう
そしたらぼく 泣いていた
小さな声で 大きな声で
泣いていた」
「ぼくはぼくとともに
”無”をめざす」
プレスルームが詩人類のライブ会場に変わる
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| 50人だけが始まりを目にする |
桑原さんの意気込み、着想、言の葉に触れて、何かが生まれる予感がしました。そして、桑原さんの詩人仲間と、東京Tシャツ部「Tシャツ美術館」ご一緒に見学して、その予感は確信に変わりました。
そこで、「詩人類T-shouts!」をTシャツ制作でぜひ応援したいと申し出ました。さらに、ライブ会場として、弊社のプレスルームを使っていただくことになったのです。
平澤 太先生の設計で、今春リノベーションを行いました私たちの
プレスルームは、社団法人 日本商環境設計家協会(JCD)主催、日本経済新聞社後援、JCDデザインアワード2006 BEST100に選ばれました。
このプレスルームは、新進Tシャツクリエイターの「
10 pieces exhibition」のために開放されています。現在も、9月25日まで手描きのTシャツアーティスト
baster greatさんの作品を展示しています。
この空間が、9月9日の土曜日18時から、一瞬だけ「詩人類」たちのパフォーマンス会場に変わるのです。
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4人の詩人が創造した「言の葉」Tシャツは