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更新日:2009年11月02日

隣の文具活用術 結果を出す人のノート編

『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の著者である美崎栄一郎さんに、ノート、スケジュール管理、についてタップリとお聞きしてきました。


ガイド土橋:
次に、メモパッドのようなものはお使いですか?

美崎さん:
コクヨS&Tの デミクーパーというものを使っています。
コクヨS&T デミクーパー
ToDoではなく、アイデアなどの発想に使っているというメモパッド、コクヨS&Tの「デミクーパー」*コンビニのサンクスで販売されている。

私はロディアがあまり好きではありません。その理由は罫線が目立ちすぎて書きにくいということなんです。

その点このメモは、罫線も薄くていいですね。しかも、真ん中にミシン目がありまして、小さいカード状に切り取ることも出来ます。

私はこれをパワーポイントで企画書を作るときによく活用しています。

この小さいカードをパワポの1ページと見立てて、見出しだけを書いてストーリー立てを考えていきます。
コクヨS&T デミクーパー
書き込んだカードを並べ替えて構成を考えるという使い方。

机の上に置いて、ちょうどトランプのように並べ替えてロジックを組み立てていきます。付箋だと、どうしても机に貼り付いて動かしにくいということがあります。

またアイデア発想にも役立ています。

仕事で考えなくてはいけない企画があれば、その事を1枚のメモに書いておきます。そうしたページをあらかじめ幾つも作っておきます。
コクヨS&T デミクーパー
予め考えるべきアイデアのテーマだけ書いておく。

そして通勤の時間にこのメモパッドを取り出しアットランダムにページをめくります。そこで出てきた企画のテーマを電車の中や移動時間の中で考えていくということです。ゲーム感覚で、しかも限られた時間なのでとても効果的です。

ガイド土橋:
書類のファイリングはどうされていますか?

美崎さん:
ファイルは一切使っていません。必要な書類があれば、縮小コピー等してすべてノートに貼り付けていきます。なぜノートに貼るかというとファイルをしてしまうと、どうしてもそれっきりとなり、後で見返すことがなくなってしまうからです。
美崎さん文具活用術
会った方の名刺もこの様に縮小コピーしてノートに貼ったりはさんだりしている。ちょっとした時間があるときに見ると、名刺を見てるだけでいろいろなアイデアが生まれてくることもあるという。


いつも持ち歩いてるノートならその心配はありません。

美崎さん文具活用術
気になる記事もどんどん貼っていく。


ガイド土橋:
美崎さんは、実に文具活用方法を試行錯誤されていますね。ちなみに今後さらに試行錯誤をしたいと思っていることはありますか?

美崎さん:
実は一つあるんです。
それは、スケジュール帳を毎年ではなく、毎月変えてみようかと思っていることです。

おそらくこれまで誰もやったことはないので、純粋にやってみたいというのがあります。

やはり、やってみることでこれまで見えなかったことが新たに見えてくるかもしれません。

具体的なイメージもありまして、何か一冊をベースに決め、12種類のスケジュールページをコピーして順番に貼っていくというものです。

スケジュール帳はせいぜい1冊1500円ぐらい。私はビジネス書を毎月何冊も買って読んでいます。それに比べれば月1500円は全然高い投資ではありません。

ガイド土橋:
それはとっても興味深い取り組みですね。ぜひ、その結果を教えていただきたいです。

ではいよいよ最後の質問となります。

美崎さんにとって文具とはどんな存在ですか?

美崎さん:
美崎栄一郎さん
文具を必要以上に偏愛するのではなく、道具として一定の距離感を保ちつつ、活用されている。
「仕事の道具です。」

こだわることで違う世界が見えてくるということがあります。私はよくこのたとえをお話するのですが、野球の一流選手であるイチローは所属チームのマリナーズからバットやグローブを支給されていませんよね。

イチロー自身が一番いいと思う道具を自分で選んでる訳ですね。

一方、仕事をしている私たちは仕事道具である文具にやや無頓着な気もします。会社から支給されたものを使ったりする人もいますよね。

もし、自分の実力を今よりアップさせていきたいのなら、より自分に合った道具を使うべきだと思います。その方が目標にも早く到達できるはずです。

いろんな文具を使って、良いものは良い、ダメなのものはダメと、判断をしていくことが仕事の効率化に繋がっていくのだと思います。

ガイド土橋:
本日は、ありがとうございました。

取材後記

美崎さんの本をあらかじめ熟読して今回の取材に臨んだのですが、新たに目からうろこが落ちるばかりで、もうこれ以上落ちるものは何もないという状態になってしまいました。それほどまでにとても参考になりました。

中でも一番印象に残ったのは、とにかくいろいろなものを試してみるということ。特に今後計画されているという毎月スケジュール帳を変えるというのには驚かされました。

しかし考えてみますと、1年で1冊使うより1年で12冊使えば、見る目は当然養われて、自分にあったスケジュールノートとの出会いもその分、早くなることでしょう。

沢山のものを試して使う一方で、日々持ち歩いてるものは、スケジュールノート、A 5サイズのノート、メモパッドというシンプルな構成です。そのシンプルさの下には、沢山の文具を使ってきた経験の裏打ちがあるということを強く感じました。

<関連リンク>
美崎さん公式サイト
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか


<「隣の文具活用術」バックナンバー>
「隣の文具活用術」カメラマン編
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元シルク・ドゥ・ソレイユ ダンサーの文具活用術
「隣の文具活用術」トラベラーズノート
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土橋 正

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