鞄・財布・名刺入れ・キーケース

更新日:2010年03月18日

考えられた財布を集めてみた・財布編

前回の小銭入れ編に続き、二つ折り財布を中心にしたオールインワン・タイプの財布の中から、ガイド納富が気になった「よく考えられている財布」を選んでみました。財布の進化の最前線かもしれません。

m+「MILLEFOGLIE II」12,600円(税込)~ 21,000円(税込)


m+「MILLEFOGLIE II」12,600円(税込)~ 21,000円(税込)
厚さや素材違いで価格が違うので注意。色も色々。

初めて、エムピウの構造主義的財布「MILLEFOGLIE」を使った時の驚きと感動は、今でも忘れられません(その時の感動も含め、MILLEFOGLIEを紹介したガイド記事はこちらです)。紙幣の収納方法といい、折り曲げタイプの財布なのに、専用小銭入れのように立ち上がるギミックといい、その大量に入る収納力なのにコンパクトにまとまる構造といい、本当に斬新で、その斬新さは、さらに磨きがかかって、「MILLEFOGLIE II」に受け継がれています。


開くと、こんな感じ。紙幣を下に敷くように入れるスタイル。

基本的な構造は、MILLEFOGLIEと同じです。外周部に紙幣を 差し込み、その上には開くと立ち上がる小銭入れ、その上には3つに仕切られたカードケースと、同じ方向から全ての機能にアクセスできます。このスタイル は、紙幣と小銭を出すにも、カード類を出すにも、財布を持ち替えずに済むのがとても楽なのです。また、紙幣の左右に余裕があるので、紙幣を斜めにして出し 入れできるし、適当に突っ込んでも良いのも魅力。この紙幣を差し込むタイプの財布の場合、紙幣の出し入れに手間取ることもあるのですが、この財布では、そ れもありません。


紙幣抑えの部分に、ICカードを入れるポケットが付いた。

その他、細かい使い勝手は、前に書いた「MILLEFOGLIE」を紹介したガイド記事を 参照していただくとして、IIで改良された部分を紹介しましょう。それは、紙幣抑えのカバーにSUICAなどのICカードを入れられるようになったこと。 これで、自動改札に対応しました。さらに、ここに名刺も入れておくと、領収書をもらうときなどの、名前の提示の際に素早く出し入れできて便利です。


立ち上がる小銭入れは、探すのも出し入れするのも本当に楽ですばやい。

また、改めて便利だと感動するのが、立ち上がる小銭入れ。広くて、壁が高く立ち上がるから、本当に小銭の出し入れがスムーズでストレスがありませ ん。この便利さは、専用の小銭入れ以上というか、これだけ小銭の扱いが楽な財布を他に知りません。しかも、紙幣の取り出しと同じ方向から持ち替えずに使え るのです。


左から、厚さが、25、27、30mm。容量はこの3種類を用意している。

現在のラインアップは、厚さ違いの三種類、それに素材や色のバリエーションがあって、中々豊富です。厚さに関しては、高さが25mm、27mm、 30mmの三種類。カードや小銭を沢山入れたい人は30mmを、コンパクトさを重視するなら25mmを、そして、ナチュラルヌメ革の経年変化を楽しみたい なら27mmを選ぶのがお勧めです。


左が新品、右が2年使用。ヌメ革は育つとこれだけ変化する。

財布は、常に身に付けているし、ポケットから出し入れする機会も多いので、良い革を使っている場合、二年も使うと艶が出て、経年変化を楽しみやすい革小物の一つです。「MILLEFOGLIE II」のラインアップには、それを狙ったナチュラルヌメ革仕様のものがあって、これが、使い込むとキレイなアメ色になります。上の写真が、新品と二年使ったものを並べたものですが、もう別物ですね。

NAVA「Ark-Line Slim mini」12,600円(税込)


NAVA「Ark-Line Slim mini」12,600円(税込)
色は写真のスモークブルーの他、オレンジ、サンド、ブラックを用意

これは、財布ではなくポーチなのですが、男性も使える小型のポーチというのは意外に良いものが少なく、しかも、これだけ小さくて尚且つ、身に付け て持ち歩けるなら、これは財布として使ってしまうのも良いのではないかと思ったのでした。実際、軽くて(約200g)、文庫本と手帳、あと小物が少々入る という、とてもコンパクトなサイズです。普段持ち歩くものを入れて、後は財布ではなく、ファスナーポケットを財布代わりに使ってしまえば、このポーチ一つ でどこにでも出かけられる訳です。


上部のファスナーポケットを財布代わりに使う。

前面上部にあるファスナーポケットは、小銭や紙幣を入れておくのに丁度良い大きさ。位置もポーチの前面上部ですから、開閉もしやすく、中も見やす い位置です。仕切り無しで、紙幣も小銭も同時に取り出せるのは、慣れないうちは戸惑うのですが、慣れると凄く快適です。お釣りも、もらったままの状態で放 り込めるわけで、このスピードにかなう財布は他にありません。


カードケースや名刺を前面のポケットに入れると便利。

ただ、カードも一緒に入れたら使いにくかったので、カードケースは別途用意することをお勧めします(その場合、ガイド記事の「カードケースを考えていて気になった5つ」を 参考にしてもらえると嬉しいです)。前面のポケットに名刺とカードケースを入れておくというのも悪くないです。ICカードはカードケースの中に入れておい て、ポーチごと改札機にタッチという使い方も可能です。実際に使ってみたのですが、本気で、ポーチを財布代わりにするというのはアリです。何というか、面 倒くさくないんですね。NAVAのポーチは、素材感も良いし、元々使いやすいので快適でした。

ガイド納富の「こだわりチェック」



という感じで、どの財布も使ってみて、その良さを再認識しました。特に、スーパークラシックの「薄い財布 abrAsus」やエムピウの「MILLEFOGLIE II」の ような、シンプルさではなく、徹底した作り込みとアイディアで勝負した財布は、使っていて不思議な充実感がありました。使うたびに、そのアイディアの見事 さを実感できるのは、小物使いの醍醐味でしょう。何かとシンプルであることが持て囃される中、アイディアを注ぎ込んだ結果の多機能は、それが使い勝手のた めのアイディアである以上、煩雑にならず、むしろスッキリと使えるものなのです。

一方で、シンプルであるけれど機能を押さえているCOTONAの「コンパクトウォレット デベソ」の、革製品としての面白さや、財布としても使える、本気の多機能ポーチ、NAVAの「Ark-Line Slim min」のような、手元に置いて初めて分かる、その真価も、使い手の力量が問われているようで、それもまた楽しいものです。

実際、こんなに様々な財布があるにも関わらず、何故、デパートの紳士物売り場には、ブランドだけが違う、同じ形の財布が並んでいるのか、よく分か りません。今後、変わってくるのでしょうか。財布には、まだまだ多くの可能性が残っているのではないかと、今回、個性的な財布を使い比べながら感じたので す。もしかしたら、現在スタンダードと思われている形が、変わってしまうかもしれないと、ガイド納富は期待しているのですが、どうなのでしょうね。


<関連リンク>

スーパークラシックの「薄い財布 abrAsus」はスタイルストアで購入できます

COTONAの「コンパクトウォレット デベソ」はスタイルストアで購入できます

m+「MILLEFOGLIE II 25」の購入はスタイルストアで
m+「MILLEFOGLIE II 30」の購入はスタイルストアで
m+「MILLEFOGLIE II 27 オールヌメ」の購入はスタイルストアで

NAVAのポーチ「Ark-Line Slim mini」の購入はアシストオンで

ガイド記事「考えられた財布を集めてみた・小銭入れ編」はこちら
ガイド納富愛用、rethinkの「Lim Wallet」の紹介記事はこちら
m+の「MILLEFOGLIE」の紹介記事はこちら


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