機能色々4、ビデオカメラ機能とビデオ機能

ビデオ撮影中。画面右上に録画中を知らせる赤ランプが点灯し、録画時間が表示される

今回の新型nanoの最大の新機能はビデオカメラ機能でしょう。ガイド納富も、半分以上は、この機能目当てで買ったようなものです。旧iPhone 3Gを使っているため、ビデオ機能が羨ましかったのかも知れません。それで使ってみたら、まあ、意外に楽しいというか、とても限定的ではあるけれど、動画の楽しみを身近にしてくれるツールだと感じました。それこそ、スパイグッズ的な楽しさです。

背面左下、つまりnanoのクリックホイールが操作できるように持つと、必ず指に隠れる場所にカメラがある

まず、カメラ位置が変で、普通にnanoを操作しながらカメラを起動したら100%カメラを指で隠してます。そんな位置にカメラがあるのです。また、ズームなどは全く出来ないので、普通に屋外で撮ると、結構引き気味の絵になります。夜景はほとんど撮れないし、マイクの性能もさほど良くはありません。まあ、ビデオカメラとして見たら、本当に大したことはないのです。また撮影したビデオをiTunesで管理出来ないのも寂しい感じです。MacならそれでもiPhotoで管理出来るのですが、Windowsの場合、ディスクモードから普通にムービーファイルをパソコンにコピーする必要があるのは結構面倒です。

nanoで撮影したビデオから切りだした静止画像は、こんな感じ。解像度が640×480と小さいし、CCDも小さいので、ややノイズが目立つがブログの写真には十分使えそう


でも、起動が速く、簡単に撮影したり消したりが出来て、画質も640×480ピクセルで秒間最大30秒と、ネットやメールで楽しむには十分だし、何より小さくて、音楽が聴けて、その上でビデオが撮影出来るというのが良いのです。ちょっと動きを保存したいと思った時、人に見せたい瞬間に立ちあった時、とても便利でした。静止画が撮れないのも、どっちにしようかと迷う必要が無く、いっそ清々しい感じです。

全15種類のビデオ用エフェクトは、四つづつ効果を比べながら選択できる

他に、フィルターを使ったエフェクト付きのムービーも撮影出来ます。このあたりは、まあオマケというか、それこそスパイグッズ的な遊びの部分で、古いモノクロフィルムのような映像が撮れたり、ネガポジ反転の映像や、セピア調の映像、サイボーグの目に仕込まれたカメラのような映像など、15種類のエフェクトが用意されています。撮影した後でエフェクト処理出来ると良かったのですが、撮影前にプレビューで見ながらエフェクトを選んでから撮影するという手順なのは残念。でも、こういう遊びがあると、構えずにとりあえず撮ってみようという気になるのが良い所ですね。レンズの位置の関係で、本体を横に構えて、横長の映像として撮影すると、指が入り難いようです。

ビデオ再生時は別売のケーブルを使ってテレビなどに出力することも出来る

もちろん、前回のnano同様、ビデオを見ることが出来ます。撮影した映像も、ここで再生することが可能です。あと、何と、このiPod nanoにはスピーカーも内蔵されているので、ビデオを本体のみで楽しむことも可能です。といっても、スピーカーの音はやたら小さい上に、音楽には向かない音質です。ちょっと確認したいという時には便利ですが、バード電子のサイコロスピーカーよりも音量・音質共に悪いので、従来通り、サイコロスピーカーのような電池要らずの小型スピーカーを繋ぐ方が良さそうです。

機能色々5、万歩計とボイスレコーダー

歩数計の画面。体重を入力することで消費カロリーの計算も行ってくれる

さらに、万歩計機能も付いています。ナイキとの連携も可能なのですが、ガイド納富は、この機能にほとんど興味が無いので、まだ試していません。ちょっと触った所、体重も設定出来るし、目標消費カロリーなども設定出来るようなので、結構本格的に使えるようです。先日発売になったポケモンの新作も万歩計付きでしたし、微妙にブームな感じです。

ボイスメモとして使えるボイスレコーダー機能も搭載している

ボイスレコーダーは、iPhoneのものと画面も操作も似ているというか、同じもののようです。特筆するほどのものは無いです。PCMでステレオ録音とか出来たら面白いと思うのですが、そこまでの機能はないようです。これも、スパイグッズ的な機能と考えると楽しいですね。

ガイド納富の「こだわりチェック」


まあ、新機能とかはこんな感じでしょうか。使っていて意外に便利だったのは、iPod Shuffleで既に搭載されていた「Voice Over」機能でした。曲を聴いていて、曲名などを知りたい時、センターボタンを押すだけで曲名、アーティスト名を声で教えてくれる機能です。これが、多少たどたどしいけれど日本語も喋ってくれるので、中々使えるのです。「オモカゲラッキーホール」とか言ってくれるのは、何だか嬉しいものです。この機能のためだけに、コントローラー付きのリモコンを買おうかと思うほどでした。

あと気になった点は、ビデオカメラ機能はやけに電池を食うこと。24時間連続再生出来るバッテリーなのですが、ビデオ撮影をすると、確実にバッテリーが減っていきます。それ以外は、特に気になる点も無く、楽しく使えています。ただ、使えば使うほど「スパイグッズみたい」という印象は強くなるばかりです。

ラジオにせよ、ビデオにせよ、歩数計以外の新機能はどれも音楽や映像を楽しむiPodらしい機能の追加です。その意味ではiPod TouchよりもiPodらしいiPodだと言えるはずなのですが、でも、どこかガジェット臭くて、そこがガイド納富が気に入っている部分でもあります。このnanoに、さらにスパイ機能を追加するようなケースや周辺機器が登場するのを楽しみに待ちたいと思っています。
<関連リンク>

iPod nanoはApplestoreで購入出来ます

電源要らずのスピーカーはバード電子で