3/3 省スペースグッズで少しでも整理整頓 [男のこだわりグッズ] All About

把手をなくして横置きもOK
無印良品「アクリル冷水筒・M」999円（税込）

無印良品「アクリル冷水筒・M」999円（税込）

この「アクリル冷水筒」は、無印良品のキッチン用品の中でもとても売れている人気商品なのだそうですが、それがうなづける、とても考えられた、省スペースの冷水筒になっていると思うのです。写真のように、横に置いても縦に置いても使えるので、冷蔵庫の中を有効利用出来るというのが、何よりの魅力ですが、それ以前に、この手のサーバーとして画期的にコンパクトなのが、ガイド納富の気に入ったところです。

水出しのお茶が作れる着脱式のストレイナー付き

既に人気商品だった冷水筒ですが、去年細部を改良し、ほぼ完成形になったということです。その改良ポイントは、まず蓋の把手を厚くして握りやすく、開けやすくしたこと。また、付属のティーストレイナー（茶漉し）の取り外しを簡単にしたこと。この茶漉し付きという点も、省スペースに役立っています。そんな既にヒット商品になっているのに、細部への目配りを忘れない無印良品の姿勢も、この商品の魅力です。

横置きができる密閉タイプだが、開栓しやすいハンドル形状になっている

見た目が、本当にコンパクトで、これで2リットル入ると言われても、すぐには信じられないのですが、実際に入れてみると確かに2リットル入れて少し余裕がある程です。その秘密の一つとして、把手がないデザインになっていることが挙げられるでしょう。把手代わりに背面が握りやすくなっているのですが、そこもお茶が入る場所ですから、結局把手の大きさ分、省スペースになります。

同じ容量のサーバーと比べると随分コンパクトに見える

こんな風に並べてみると、そのコンパクトさが分かると思います。実際のサイズ以上に、コンパクトに見えるデザインだということもありますが、スッキリ見せるというのも、省スペースの１つの方法ですし、実際の空間占有量も小さいわけです。しかも、小さなアイディアと工夫が、あちこちに仕掛けられていて、1000円を切る価格です。省スペースとはどういうことかを考える際に、とても良いサンプルになる、そんなグッズだと思います。

電源もコードも要らないスピーカー
バード電子「サイコロスピーカー」各色2,980円

バード電子「サイコロスピーカー」各色2,980円
色は新色の赤の他、白と黒がある

iPodやR-09（ローランドのデジタルレコーダー）のような、スピーカーを内蔵していないグッズは、当たり前ですが普通イヤフォンを使って音を聴きます。ただ、このイヤフォンを耳に入れるという作業は意外に時間がかかります。R-09のように、普段はイヤフォンを繋いでいない機器の場合は、イヤフォンを繋ぐ作業も必要です。その面倒くささを一気に解決してくれるのが、外付けスピーカーなのですが、中でも、この「サイコロスピーカー」は、そういう、ちょっとモニターしたいという用途に最適なのです。

中には小さなスピーカーが二基。これでもステレオスピーカーなのだ

何が有り難いといって、ケーブルが要らないことです。そして、45mm角というコンパクトなサイズ。机の上に転がしておいても邪魔にならず、そのままiPodなどに差込むだけで使用可能という手軽さは、中々他では見つかりません。しかも電池・電源要らずですから、好きな時に好きなだけ使う事が出来ます。

ローランドのPCMレコーダー「R-09」のヘッドホン端子に接続

小さくて軽いので、オーディオ機器に装着したまま持ち歩けますし、ストラップホールも付いているので、カバンにぶら下げたり、部屋の中でも、どこかに吊り下げておけるので、さらに省スペースです。

iPod Classic 120GBを挿しても倒れない

上の写真のように、iPod Classicを差込んで、そのまま置いて使える安定性も見事です。もちろん、音質は大したことはありません。長く聴く時に使うものではないのですが、ちょっと、あの曲の歌い出しを確認したいとか、ど忘れした曲を思い出すためとか、そういう場合のモニター用に適したアイテムなのです。他のスピーカーに比べても小さいし安価だし、省スペースに一役買うツールなのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

まあ、本気で整理整頓を考えると、今回紹介したグッズは、どれも焼け石に水程度の効果しかないかも知れません。でも、これらを使うことで確実に空きスペースは生まれます。それは、ガイド納富が身をもって実証しました。モノをこれ以上減らせないのなら、そういう小さなスペースを増やしていく作業こそが片づけであり、整理整頓です。

収納グッズで解決する段階を越えている、そんな状態で考えられる整理整頓グッズは、どこか、こだわりを持ったアイディアに満ちています。今回紹介したグッズ類は、そんなアイディアやデザインも含め、単なる省スペース製品以上のものを持っていると、ガイド納富は、そんなことを思いながら、これらの製品を使って、地道に空きスペースを増やしています。