男のこだわりグッズ/グッズ関連情報

奥さんから貰うと嬉しいプレゼントを考える

奥さんからのプレゼントは基本的に嬉しいものです。でも要望が無いわけではありません。欲しいプレゼントとは何かを考えてみました。付録にこれまで紹介したグッズから、プレゼントされたいベスト10も掲載。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

プレゼントは心理ゲームに似ている

女性からのプレゼントは、もちろんそれだけで嬉しいものですが「これが欲しかったんだー」というようなものを貰うことは、案外少ないような気がします。例えば、ペンが好きな人だから、万年筆をあげよう、と考えた女性が、奮発してモンブランの「マイスターシュティック149」をクリスマスにプレゼントしてくれたとします。もちろん、それは嬉しいのですが、筆記具好きのあなたは、ふと「この価格だったら、ペリカンのスーベレーンM1000かセーラーのキングプロフィット・エボナイトの方が」と考えたりしてしまうことがあるのではないでしょうか。

これが奥さんからとなると、さらに難しくなります。夫婦間でのプレゼントは、相手の事をよく知っているだけに、つい実用に走りがち。それはそれで良いし、もらう男性側も、できれば身につけて毎日使うものや、趣味に直結している実用品などが嬉しいとは思っているのですが、例えば立派な革のシステム手帳をもらったりすると、「何だか『働けっ!』って言われてるような気がするなあ」とか、勘ぐってしまったりします。

あげる側の心理と、貰う側の心理が上手く噛みあうようなプレゼントが一番良いのですが、それはそれで難しいもの。というわけで、夫の側からのクリスマスには「こんなの貰いたい」を考えてみました。

いつも身に着けられてプレッシャーを感じないもの
cyproduct「ヌメ革カード&コインパース」

cyproduct「ヌメ革カード&コインパース」
6,825円(税込)
色は他に黒もある
財布は、奥さんからプレゼントされて嬉しいアイテムの一つだと思います。身に着けるものだし、奥さんなら趣味も分かっているし、財布が欲しいタイミングもきっと分かってもらえてるはず。ただ、あんまり立派な長財布とかをプレゼントされると、「稼げってことかなあ」とか余計な事を考えてしまいますし、渡す方も照れるのではないでしょうか。

ということで、このcyproductの「ヌメ革カード&コインパース」はいかがでしょう? ちょっとした散歩や外出時にも使え、必要最小限のカードや小銭を気軽に、しかも便利に持ち歩けるタイプが嬉しい。天然タンニン鞣しのヌメ革(しかも風合いの良いブッテーロ)ですから、長く使える耐久性は申し分なく、使っているうちに味が出てきます。徐々に手に馴染んでいくのを感じるほどに、貰った相手への愛情も増すような気がするのです。

開くとコインケースが立ち上がる構造
一枚革が絶妙に折り込まれていて、開くだけで小銭の全体が見通せる上に、出し入れが簡単。その使い勝手に定評があったcyproductの「コインケース」が、SUICAなどのICカードが入る仕様にバージョンアップ。カード2枚、お札2枚と小銭がスマートに収納できます。大きな買い物はクレジットカードで、交通機関と小さな買い物はICカードで、さらに小銭があれば、それだけで外出はOK。その使い勝手が、持っているだけで嬉しいヌメ革製で、しかもこれ以上ないほどにシンプルにデザインされているのです。

コインの他にカード2枚、お札2枚を収納できる
ココだけの話、この「ヌメ革カード&コインパース」、ガイド納富の周りでは、女性にもとても人気があります。いっそ、色違い(写真の茶色の他に黒もあります)で夫婦お揃いで持つのも良さそうです。

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女性には選びにくいこだわりの道具がある
BUILT NY「WINE RATCHET MAGNUM」

BUILT NY「WINE RATCHET MAGNUM」
12,600円(税込)
他にシルバーもある
ワイン好きの夫に、ちょっと洒落たワインオープナーをプレゼント、というのは、方向は間違っていないと思うのですが、そういう実用品ほど微妙なデザインや機能の部分で、思わぬ男女差が生まれる事があります。

例えば、このBUILT NYのワインオープナー「WINE RATCHET MAGNUM」です。この一見、洗練された工具のようなデザインは、中々男心をくすぐるものがありますが、女性が選ぶと、もう少しコンパクトでシンプルなものになりがち。

ドリルのようにスムーズにコルクに入っていく
ただ、これが男心を刺激するのはデザインだけではありません。簡単にワインの栓を開ける道具は色々あるのですが、「WINE RATCHET MAGNUM」は、螺旋状の針をコルクに回し入れる構造で、基本的には通常のワインオープナーと変わりません。ただ、それをとてもスムーズに行えるのです。

大きなグリップを持ってコルクに先端をあてがえば、後は半回転して戻しを繰り返すだけで、スムーズにコルクに先端がくい込んでいきます。つまり、コルク抜きの部分にレンチのような仕掛けがあって、逆回転しないようになっているのです。そのコルクに刺さっていく手応えと、ハンドルを戻す時のギアの音が「道具を使っている実感」を与えてくれます。

グリップには開栓用のフックが内蔵されている
また、ヴィンテージワイン用の螺旋が浅いコルク抜き部分も付属していて、必要に応じて先を取り換えられるのも、まるでドリルのようで嬉しいのです(男は何故かドリルが好きなものなのです)。グリップ部分にはコルク栓の周りのアルミフォイルを切るためのフックが内蔵されています。そんなギミックが、愛すべき道具には欠かせません。

ツール系のものをプレゼントに選ぶ際には、道具感とギミックと金属の質感あたりにこだわったモノだと、男は何故か無条件に嬉しくなったりします。不思議なものですが、そんなモノなのです。



次のページでは、インテリア系、筆記具系のちょっと高級路線を考えてみます。
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