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カジュアルシューズ
更新日:2003年12月13日
ドクターマーチンがアーティストとコラボレート。60点超の作品を披露するアート展を開催した。バーチャル美術館に、ようこそ(写真はKANSAIの作品)。
パンクファッションを代表するブーツ・ブランド、ドクターマーチンが60人を超えるアーティストやデザイナーとコラボって、2003年11月、アート展を開催した。マーチン好きの人々が思いつくままカスタムしちゃおうという試みで、芸能人のこずえ鈴や東京スカパラダイスオーケストラの大森はじめ、デザイナーのSHINICHIRO ARAKAWAやTAKEO KIKUCHI、海の向こうの大御所ブランド、クロムハーツやポール・スミス、ビビアンウエストウッド、果てはライトニングやジッパーといった媒体関係の参加もあり、実に多様な顔ぶれが揃った。
たまげたのは、ラジコンカーとマーチンを合体させた作品。これにはびっくりして製作者を見たら「ライトニング×タミヤ」。快適な歩行を実現したエアクッションソールに向こうを張る足回りを考え、世界のタミヤにたどり着いたそーです。
和テイストってのもいくつかの作品に見られたテーマで、トップページも飾ったKANSAIはその名もずばりジャパニーズポップと題して獅子をドッキングさせていたし、雑誌ジッパーの企画でマーチンをカスタムした土屋アンナは大胆に龍をペインティングした。
この企画、イギリス本社が音頭をとって、日本のみならず、欧米でも開催されている。日本未発表の作品も多数あり、それを含めれば作品総数は100を超えるという。
僕が思うに、マーチンは一つのファッション・スタイルを確立しただけでなく、エアクッションという実に快適な歩行を実現したソールを開発したブランド。しかし、パンクの印象が強くて、僕なんか敬遠していた口。ところがそれは勝手な思い込みだったことに気付いた。マーチンの良さとは多分、ワークブーツを出自にもつがゆえの無骨さにある。ユーザーに媚を売るような過剰なデザインがないから、好きにカスタムできる。それはつまり、一つの型にはまらず履いていいよってことだと思うのだ。マーチンに一家言あるユーザーの作品を見ていたら、なんだか一足、欲しくなりました。ビートルズも愛用したチェルシーブーツとか。(執筆者:竹川 圭)
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