ロカビリーの元祖「ウエスタン」
カウボーイスタイルとも呼ばれ、アメリカの西部劇などをイメージさせるスタイルが「ウエスタン」。のちにエルヴィス・プレスリーの影響でロカビリースタイルへと昇華していったスタイルだと説明すればわかりやすいでしょう。
このスタイルが特に受け入れられたのは、ロサンジェルスを中心に航空機産業でバブル景気に沸いていたカリフォルニア州でした。カリフォルニアで起こったムーブメントはその後、アメリカ全土に広がっていきます。下でご紹介するウエスタンシャツやジーンズのほかでは、尖ったつま先(ポインテッドトゥ)に高いヒールが印象的なウエスタンブーツ、アクセントの強いバックルで魅せるウエスタンベルトなども定番アイテムです。
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| R.J.B「RW202L」。ウエスタンスタイルを印象付けるシャツはディテールで差を付けたい |
●R.J.B/ウエスタンシャツまずはやっぱりウエスタンシャツ。エルヴィス・プレスリーが愛用していたシャツのように、派手な刺繍が施されたものが代表的なデザインです。その他、ヨークとカフスの切り返し、山型のポケットフラップ、シェル付きのスナップボタンなどディテールに工夫が盛り込まれている点も特徴。こちらのシャツはオレンジ、レッド、ホワイトなど6つの色の糸を混ぜたレーヨン糸を用いてさわやかなピンクのカラーを実現しています。
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| ラングラー「11MW(復刻モデル」。ラングラーのファーストモデルである11MWを忠実に再現した1本 |
●Wrangler/11MWカウボーイが好んだ服装に端を発するウエスタンスタイルでは、ラングラーのジーンズが大定番。1947年にブルーベル社から誕生したブランドがラングラーです。カウボーイ界で伝説になっているウエアデザイナー、ロデオ・ベンを起用し、馬の鞍を傷つけないようにそれまで凸状が一般的だったリベットに丸みをもたせるなど、カウボーイたちを中心に大流行しました。
次回は引き続き、「アイビー」と「フィフティーズ」の各スタイルについて解説していきます。お楽しみに。
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