これまでの記事でも何度も取り上げてきたジーンズ。ヴィンテージやカスタムモデルなど、さまざまな姿で私たちを楽しませるアメカジの定番アイテムです。そんなジーンズの始まりは、実はオーバーオール。工場で働く作業員や大工などの作業着として使われていたオーバーオールが上下に分かれて、その下半身からジーンズは生まれました。一方、上半身部分が進化して生まれたのがワークジャケットです。今回は、そんなワークヴィンテージの魅力を紹介します。
愛嬌たっぷりの「オーバーオール」
胸当てと吊り紐が付き、ゆったりとしたラインが魅力のオーバーオール。もともとは作業着として、普通のズボンの上にはいていたことからこの名前が付いています。フランス語では「サロペット」とも言われ、作業用の機能的なポケットがたくさん付いているのも特徴です。
現在でも作業着として使われているほか、子ども服やファッションとしても愛されています。作業着としてのみ使われていた時代に比べ、現在のファッションとしてのオーバーオールはウエストや太もも周りがゆったり作られているのが特徴です。
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| LEEのハウスマークが付いた、1940年代のオーバーオール |
こちらは程良い色落ちで、コンディションのよいLEE(リー)のオーバーオール。1940年代以前に使われていたLEEのハウスマークのタグと、ロングのボタンが付いたディテールから、1940年代のものと思われます。オーバーオールは旧年代のヴィンテージでも、価格は1~2万円と意外に低価格で手に入るのが魅力です。
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| 永年愛されるワーク定番ブランド、ビッグマックの1960年代オーバーオール |
次に紹介するのは、ワーク系の定番ブランドであるビッグマックのオーバーオール。適度なアタリや大きく施された当て布に味がある1960年代のものです。アクセントの赤いステッチやゆったりしたウエストラインが愛嬌たっぷりのオーバーオールは、時代の奥深さを感じます。年月を経てさらに風合いを感じさせるあたりが、ヴィンテージファンにはたまりません。
次のページは、カバーオールを紹介します。