今回はデニムの中でも、特にレアなもの、絶滅が危惧されているヴィンテージを、その希少性を元にランキング形式でご紹介します。1980年代~1990年代にかけて巻き起こったヴィンテージジーンズのブーム。当時数百万円の値をつけたその価値も、現在では、価格の格差が生まれ、状態の悪いものなら安価で購入できるようになりました。逆に状態の良いものはブームの時より値上がりしているのも事実です。ヴィンテージを適正な価格で入手するために、市場で評価の高いモデルとそのディテール変遷をしっかりつかんでおきましょう。
今回ご紹介する5本のヴィンテージジーンズは、サイズ限定でそれぞれ1本のみ販売されている“購入可能”な商品です。誰かに買われてしまう前に、気になった方はリンク先の
サイドリバー・アメカジカテゴリーをチェックしてみてください。
それでは、ランキングの第5位から発表していきましょう。
絶滅危惧ランキング第5位
「1960年代 LEVI'S 501ZXX-502E」デッドストック
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1960年代 リーバイス501ZXX-502E デッドストック 6万2790円(サイズ:W27×L34) ※この商品はサイドリバーで販売しています。ご購入はこちら |
後述の「501-501E」でも触れますが、リーバイスデニムの原点である501XXは、1964年頃からXX表記がなくなり、ビッグEに分類されるモデルになります。しかし、そのビッグE初期には、XXとのダブルネームの過渡期となるモデルも存在しました。しかも、それは501XXに限ったことではありません。501ZXXは502へ、551ZXXは505へとロットナンバーが変更されています。
中でも現存数が少なく、滅多に見かけないのがこの「501ZXX-502」です。502という品番はシュリンクデニム、つまり縮むデニムにジッパーを施したモデルなので、絶対数が少ないとされています。この年代では、防縮加工されたプリシュランクデニムを使用した505がジッパーモデルの代表格で、やはり需要も多かったのでしょう。そういう点からも502の生産数は505と比べると圧倒的に少なく、マニアから支持を集めています。
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| 左/ロットナンバー502-0117の上に小さく501ZXXの表記。滅多にお目にかかれないダブルネーム。右/トップボタン裏はK刻印。ジッパー仕様のダブルネーム物に多く見られるディテール |
そんな502ビッグEの最初期ダブルネーム物「501ZXX-502」。穿いてパッチが割れてしまえば502ビッグE初期型としか判断できません。そのため、ダブルネームであると証明できるのはこの紙パッチのみ。お金を出してもなかなか買えない、ダブルネームの中では1位、2位を争う珍しいモデルです。
絶滅危惧ランキング第4位
「1960年代 LEVI'S 501-501E」デッドストック
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1960年代 リーバイスの501-501E デッドストック 27万900円(サイズ:W33×L32) ※この商品はサイドリバーで販売しています。ご購入はこちら |
1964年頃に501XXの「XX表記」がパッチからなくなり、それ以降「ビッグE」と呼ばれるようになりました。そんなビッグE初期の頃はレアモデルが多数存在しています。またXXの象徴的なディテールである隠しリベットがバータックに変更、股の付け根には補強のためのカンヌキ留めが施されるなど多数のディテール変更も行われました。これは当時の縫製技術などが向上し、品質向上と生産率向上のためにとられた処置です。しかし、これが後世の私達を楽しませる結果となりました。
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| 左/パッチは硬化してきていますが、非常にきれいな状態。ロットナンバー501の上に小さく501の印字も確認できます。右/フラッシャーとギャランティチケットも綺麗に残っています。アーキュエイトステッチのイエロー綿糸がレトロ感たっぷり |
特に501E初期のものの中には、パッチのロットナンバー欄の501という印字の上に小さく「501XX」や「501」と記載されたものがありました。通称「ダブルネーム」と呼ばれるもので、それ以降のタイプ物(「A」、「S」、「F」などが存在)よりもはるかに希少です。そんなレアなモデル、しかもサイズとコンディションも整った1本が見つかりにくいのは言うまでもありません。
しかし、ここで紹介している1本はサイズ良し! 加えてコンディションはデッドストックのため文句無し! フラッシャーとギャランティチケットまで残っているという全てが揃った資料的な価値も高い1本です。
次のページでは、ランキングと3位と2位を紹介します。