2007年は、ミリタリーファッションが注目を集めた1年でした。特に秋冬モデルは、軍服や戦闘服にヒントを得た機能的なデザインが多く、本格的ウエアから昔ながらのミリタリーウエア、タウンユースまで、広い展開を見せています。実はミリタリーは立派なアメカジのカテゴリー。雑誌「
Lightning」の編集長を務める私の得意ジャンルです。いつまでもかっこいいものが好きな少年のために、ミリタリー講座公開です!
機能性に優れたミリタリー
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| ヨーロッパの多くの特殊部隊で採用されている、イギリス軍型スモック |
ミリタリーファッションは、実際に軍で使われた装備品から発展しました。機能的ながらもシンプルなデザインで、根強い人気を誇っています。現在、秋冬ファッションのスタイルとしてミリタリーが定着していますが、古くからアメカジの定番として人気のアイテムです。
もともとミリタリーは、戦う男のための軍服です。その時代ごとの最先端技術が、軍の装備品として使われていました。そのため、優れた機能性を備えているのは当然といえるでしょう。その後、実際に使われていた軍服が基地の放出品として市場に出回り、ファッションとして取り入れられるようになりました。
特に、日本のミリタリー人気に火を付けたのは、1976年に公開された「タクシードライバー」。劇中でロバート・デ・ニーロが着ていた、タンカースジャケットやM-65フィールドジャケットに、多くの人が憧れました。また、1986年に公開された「トップガン」の劇中で、トム・クルーズが着ていたフライトジャケット「G-1」も注目を集めてブームになったアイテムです。
独自のカスタムとモディファイ
ミリタリーには欠かせない、独自のモディファイやカスタム。ここで、初心者のためにミリタリー用語を説明しましょう。まず始めに、"カスタム"。フライトジャケットの場合はパッチカスタムが主流です。パッチには所属や階級章など公式なパッチだけでなく、自分達で部隊のマスコットを考案し、パッチとして貼り付ける非公式なものもありました。そんなパッチからは、過酷な状況下でも自己主張を忘れない、男達のおしゃれ心が感じられます。
"モディファイド"とは、もともとフライトジャケットの襟ボアをリブ襟に付け替えるというような仕様変更を指します。ジェット機時代が到来し、パイロットはハードシェルの大型ヘルメットを装備するようになりました。そのため襟ボアが邪魔になって切り取った、というエピソードもあります。
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