ミリタリーとは?
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| 普段何気なく着ているファッションのルーツが、実はミリタリーであることは多くあります(C)Lightning |
今回は、ミリタリーファッションについて、お話します。ミリタリーと呼ばれるものは、いわゆる、軍モノ。カモフラージュ柄のウエアなどが一番分かりやすい例でしょう。陸軍系をアーミールック、海軍系をネイビールックと言ったりもします。
元々、戦う男のための服ですから、その時代ごとの最先端の技術が、軍の装備品には使われてきたわけです。いわば、必要に応じて生まれた服。機能的で無駄がなく、製品としてとても優れているのが特徴。実際に使われていたものが、基地の放出品として一般の市場に出回ったり、ミルスペック(軍の規格)のアイテムが民生用としてリリースされたりするなど、ミリタリーがファッションに取り入れられるようになりました。
日本で流行ったワケ
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| 「MA-1」の他、写真の「A-2」ジャケットもミリタリーの定番。強い男のイメージを感じます(C)Lightning |
やはり、ミリタリーの一番の影響は映画じゃないでしょうか。1976年に公開された『タクシードライバー』の中では、ロバート・デ・ニーロが演じた主人公が、モヒカン、アーミージャケットにジーンズというスタイルで登場します。また、1986年に公開された『トップガン』中で、トム・クルーズが着ていたフライトジャケット、「G-1」が注目を集めました。
これ以外にもたくさんの映画を通して、アメリカ人のライフスタイルやファッションとしてのミリタリーアイテムが日本に入ってきました。その後'90年代前半にナイロン素材のフライトジャケット「MA-1」が大流行。ミリタリーのヴィンテージも高騰しました。同じ頃、チノパンもアメカジの代名詞的存在に(実はこれも起源はミリタリー)。この頃から、日本でミリタリーファッションが定着してきたと言えます。例えば、外腿の部分にもポケットを配したカーゴパンツやPコート、それにダンガリーシャツなども元を辿ると、ミリタリーアイテムなのです。みなさんが普段、何気なく着ている服も、そのルーツがミリタリーにあるかもしれません。
次のページは、ミリタリーの代表的なアイテムを紹介します。