ブレゲのクラシカルな新作
バーゼルワールドにおける話題は、なんといっても「マリー・アントワネット」が独占した感があるブレゲだが、新作も豊富に発表。そのいくつかを紹介しよう。とくにブレゲらしい伝統を伝える、その名もずばり「クラシック」と呼ばれる気品豊かなコレクションである。
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| 左:ブレゲ「クラシック」。自動巻き。イエローゴールド・ケース。ムーンフェイズ、日付、パワーリザーブ表示付き。378万円。右:ブレゲ「クラシック ミニッツリピーター・パーペチュアルカレンダー」。手巻き。ローズゴールド・ケース。ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー付き。3255万円 |
まずは、「クラシック」。パワーリザーブ、ムーンフェイズ、ポインターデイト式の日付表示を備えるこのモデルは、18世紀の有名な自動巻き時計「ブレゲNo.5」のデザインに通じるデザインに特徴がある。ギョーシェ彫りの文字盤やブルースティールのブレゲ針など、いかにもオーセンティックな表情に深い味わいがある。
ハイエンドの複雑時計ならではの醍醐味を堪能させるのは、「クラシック ミニッツリピーター・パーペチュアルカレンダー」。文字盤の基本的なデザインにはいま取り上げた「クラシック」に近いものが感じられるが、レトログラード式の12か月表示を含むパーペチュアルカレンダーの各表示のレイアウトがなかなか凝っている。これに時刻を音で告げる複雑機構の最高峰のミニッツリピーターを融合したところに、ブレゲの誇るワザがよく表れている。これもまた18世紀から19世紀の複雑時計に通じるものがある。
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| ブレゲ「クラシック クロノグラフ “コラムホイール”」。手巻きクロノグラフ。ローズゴールド・ケース。エナメル文字盤。474万6000円 |
同コレクションの中でも異彩を放つのが「クラシック クロノグラフ “コラムホイール”」。渦巻き状の赤いタキメーター・スケールがじつに印象的なこのクロノグラフのデザインは、1931年、ブレゲ社と親交の深かった自動車製造家エットーレ・ブガッティが購入したタキメーター付きクロノグラフからインスピレーションを得たという。また、クロノグラフの制御機構に、高級機種に採用されるコラムホイールが装備されていたり、味わい深いホワイトエナメル文字盤が用いられていたりと、時計好きには見逃せない逸品だろう。
【問い合わせ先】
ブレゲ/スウォッチ グループ ジャパン ブレゲ事業部 TEL03-6254-7171