文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
薄毛の人は自分の頭髪の行方はもちろんのこと、子供の髪がどうなってしまうのかが気になってしまうのでは? 遺伝的な影響を考えたときに、「そういえば、自分の父親も薄毛だった……」と思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか?
今回は、気になる遺伝子の薄毛への影響と、子供のころから気をつけておきたい、頭皮のための生活習慣を教えます。
ここまで解明された! 遺伝子による薄毛の影響
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| 母方の祖父が薄毛だと、薄毛になる遺伝子を持っているかも!? |
薄毛の原因には「食べ物」や「ストレス」などといった生活習慣と、「遺伝子」という生まれ持ったものの影響が考えられています。これまでガイドは生活習慣などをメインに語ってきましたが、今回は遺伝子にスポットを当ててみたいと思います。
「自分の家系は薄毛が多いから、自分も薄毛になる」
そういった意見を聞くこともありますが、それはどれほど信憑性のあるものなのでしょうか。
薄毛に直結すると見られる遺伝子を見つけたと発表したのは、ドイツ大学の研究チーム。このチームは40歳以前に薄毛になってしまった男性の家系の血液を調査。その結果若くして薄毛になってしまった人は、X染色体にあるアンドロゲンの受容体・遺伝子に変異を認めることができたといいます。
彼らの発表によると、「突然変異により(男性ホルモンの一種である)アンドロゲンが強くなり、髪が抜けやすくなるのではないか」とのことでした。
X染色体は、母親からしか受け継がないため、母親の父(つまり祖父)が薄毛なら、薄毛になる遺伝子を持っている可能性が高いと言えそうなのです。
絶望するだけか、それとも対策を講じるか?
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| 諦めるのはまだ早い。適切なケアで子供を導いてあげましょう。 |
ドイツの研究チームの発表を信じるとすれば、自分の奥さんの父親が薄毛の場合、息子さんは要注意、ということになります。しかし、絶望するのはまだ早いのです。
確かに遺伝子を変えることはできませんが、そもそも薄毛の遺伝子がすべて解明されたわけではありません。
アンドロゲンは要因のひとつにしかすぎないかもしれませんし、適切なケアをすることで髪の寿命を延ばすこともできるはずなのです。
「息子もきっと薄毛になってしまうんだろう」
そう諦めてしまうのは簡単ですが、薄毛にならないようにお父さんが適切なケアをしてあげるほうが大切なのではないでしょうか?