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抜け毛・薄毛の基礎知識

更新日:2006年05月08日

聞きたい薄毛の悩みQ&A

髪の毛に関しては、色々な悩みがあるもの。今回は、薄毛の人の「聞きたい!」と言う声を集め、それに答えました。

薄毛の人の相談は、どれも真剣な悩みばかりです。今回は私が受けた相談の中から、代表的なものを紹介します。学術的に解明されていないこともありますが、薄毛悩みのお役に立てればと思います。

Q1.抜け毛の量。何本以上抜けたら、危険信号?


シャンプーの時や、朝起きて枕元に毛が落ちていると、気になります。何本くらい抜けると「危険信号」なのでしょう?(25才 M.Mさん)
A1. 101本以上

上記の「101本」という回答はいささか乱暴ですが、次のような考え方を説明するために、あえて数字を出しました。
髪にも成長のサイクルがあり、まったく毛が抜けない人はいませんね。健康的な髪でも自然に抜け落ちていて、その数は1日に50本から100本。しかしほぼ同じくらいの数の新しい髪の毛が生まれ、髪の毛の量はほぼ一定に保たれているのです。
ですから、正常な本数以上抜け始めると、危険信号。正常に100本抜ける人は、101本以上なら要注意、というわけです(これはもちろん、極端な例えです)。

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正常な毛根(左)とそうでないものを比べると、その力強さが全くちがいますね。
正常ではない抜け毛とは、成長期にあるはずの毛母細胞が正常に働かず、髪が本来の寿命をまっとうできない現象。そんな髪は、毛根が小さく、弱々しく、頭皮にしっかりと根を張ることができません。右の写真を参考に、毛根から正常な抜け毛かどうかをチェックしてみてください。急に抜け毛が増えた、毛根が弱々しいものばかりだ、という場合は、より丁寧なヘアケアが望まれますね。抜けた髪の毛根のさらに詳しい見方は、こちらから。

Q2.祖父も父も薄毛。僕もそうなる運命?


「ハゲは遺伝する」というウワサをよく聞きます。本当なのでしょうか?(22才 T.Kさん)
A2. 遺伝でハゲる確率は約20%

薄毛のパターンが親子で似ることはありますが、薄毛を遺伝させる働きのある遺伝子の存在は、まだはっきりとは確認されていません。むしろ、主に食生活や生活習慣が薄毛を引き起こしている場合も多そうです。
たとえば、太った人の家族は、本人以外も太っていたりするものです。それは遺伝もあるかも知れませんが、その家庭の食生活や受け継がれてきた生活習慣が、家族みんなを太らせてしまっているからだとも言えそうです。

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遺伝にビクビクするよりも、まずは正しい生活習慣を!
それと同じで、薄毛も食生活や生活習慣という「後天的」なものが要因となっている場合が、少なくないのです。ですから家族に薄毛の人がいたとしても、食べ物や生活のリズムを整えることで、薄毛は予防できると思われます。
また、家族に薄毛の人がいなくても、ストレスの多い生活や、不規則で乱れた食生活をしていれば、その人が薄毛になる確率はぐっと上がりますので、ご注意を。

Q3. 頭皮が硬いとハゲるの?


友だちと頭皮の硬さを比べると、断然私のほうが硬い。心なしか、最近髪の毛が細くなってきた気も。頭皮とハゲの関係は?(26才 M.Iさん)
A3. 頭皮の硬さは血液からの警告。

頭皮の硬さは人それぞれです。頭皮の硬い人でも、髪がフサフサの人もいます。ですので「頭皮が硬い人=ハゲる」と一概には言えませんが、肩こりや首こりによってその人が持つ頭皮本来の軟らかさを失っているなら話は別です。

髪の成長は、血液から運ばれた栄養によってなされます。肩こりや首こりは頭皮への血行を悪くし、抜け毛が増えたり、髪が細くなる原因にもなります。特に仕事柄デスクワークが多いという人は、気をつけたほうが良さそうです。最近頭皮が硬くなってきたと思ったら、血液からの警告と受け止め、血行促進を心がけましょう。お風呂上りにストレッチをして全身の血液循環を良くしたり、頭皮のマッサージを心がければ、その人本来の頭皮が戻り、抜け毛防止にもつながります。


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岡嶋 研二

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