前回に引き続き、タンデムの基本を紹介します。今回は、スーパースポーツ、アメリカン、ビッグスクーターといったバイクのタイプ別に、乗車時の注意点を解説します。
タイプ1・スーパースポーツ
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| 腹筋と背筋で体を支える |
トルクが大きくブレーキの効きが良いスーパースポーツバイクは、発進やブレーキングの加減速によるGが大きく、他のカテゴリーに属するバイク以上に体を確実にホールドする必要があります。パッセンジャーはライダーの腰を膝でしっかりはさんで安定させましょう。グラブバーがないバイクの場合は、両手でライダーの肋骨あたりをホールドします。さらにヒジを少し絞って、腕でもライダーの体をホールドします。ライダーが前傾姿勢になるので、パッセンジャーもそれに合わせて前傾姿勢をとることを忘れずに。またスーパースポーツはタンデムステップの位置が高いので、乗り降りの際には縁石などを利用するといいでしょう。
タイプ2・アメリカン
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| ライダー、パッセンジャーともに腕に余裕を持たせて背筋を伸ばす |
タンデムシートの位置が低く、比較的乗り降りが簡単なアメリカンタイプはタンデム向きのバイクといえます。しかしその反面、乗り方の基本がおろそかになりがち。たとえば腕を伸ばして、パッセンジャーとともにシートにもたれかかり、体を反らして乗っているライダーを見かけたことがあると思います。この姿勢は、重心が乱れてバイクがふらつく原因になるので注意してください。ライダーは腕に余裕を持たせて背筋を伸ばし、パッセンジャーは両手でライダーの肋骨あたりをホールドするのが基本です。もうひとつ、パッセンジャーは火傷にも注意しなくてはなりません。ステップから足を外したりしてマフラーの熱で火傷をしないように気をつけましょう。
タイプ3・ビッグスクーター
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| ヒジが無理なく曲がり、グラブバーが握りやすい位置を探す |
ビッグスクーターは、急にアクセルを開けても飛び出すようなことはありません。そのためライダーがシートレストにもたれかかるような姿勢でタンデムしている光景をよく見かけます。しかしあくまで、ライダー、パッセンジャーともに背筋を伸ばすように乗車することが基本です。パッセンジャーは両手でグラブバーを握り、しっかりニーグリップ。油断すると、急ブレーキ時にライダーに寄りかかったり、ヘルメットがぶつかったりする危険もあります。
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