文章:松下 宏(All About「クルマの賢い買い方・売り方」旧ガイド)
レンジローバーの拡販のカギとなるクルマ

レンジローバー・スポーツに乗って白糸滝から鬼押し出しに向かうコースを試乗しましたが、このクルマが相当にすごいクルマであるのは確かです。
レンジローバーというと、豪華なオフロード4WDというイメージが確立していますが、スポーティなクルマというイメージは持っていませんでした。そこでスーパーチャージャー仕様のV型8気筒エンジンを搭載するなどした今回のモデルを追加したわけです。
北米を中心に高級SUVは非常に良く売れていますし、日本でも差別化された特徴的なクルマが欲しいというニーズは高まっているので、こうした高いパフォーマンスを持つ高級SUVをラインナップしたのでしょう。
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| スーパーチャージャーのほかにV8のNAエンジンも用意されている |
車両重量はなんと2590kgもあって(購入時の自動車重量税納税額は11万3400円)重さも相当に重いのですが、390psからのパワーを発生するスーパーチャージャー仕様のV8はその重さを全く感じさせない動力性能を発揮します。重いクルマは止めるのが大変ですが、ブレンボ製のブレーキを採用するなど、シャシー性能も高いものがあります。
ディスカバリー3で採用されたテレインレスポンスなどの新機構のほか、レンジローバー・スポーツならではのダイナミックレスポンスという新機構も採用されました。価格は1090万円もするので誰にでも簡単に買えるクルマではありませんが、レンジローバーのモデルレンジを拡大するクルマとして注目される存在です。