文章:松下 宏(All About「クルマの賢い買い方・売り方」旧ガイド)

ホンダレジェンドが大差で栄冠に輝く!
毎年好例の日本カー・オブ・ザ・イヤーが決まりました。03年11月1日から04年10月31日までに発売された車種の中から、取り敢えず10ベストカーが選出され、その中からレジェンドが今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーが選ばれました。
レジェンドは8年振りのフルモデルチェンジで登場したクルマで、駆動方式をFFからSH-AWDと呼ぶ新方式に変更したのが大きな特徴で、さらにエンジンの改良で国産車として初めて300psのパワーを発生するようになり、人間を識別することが可能なインテリジェント・ナイトビジョンシステムなどの先進装備も備えています。
これらの特徴を持つだけに、レジェンドが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するのも当然という感じですが、個人的には500万円もするクルマをカー・オブ・ザ・イヤーに推すのはどうかとの判断から、特別賞には推しましたが、本賞では特に推しませんでした。まあ、圧倒的に多くの選考委員がレジェンドを推して受賞したことには何の異議もありません。
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| インポート・カー・オブ・ザ・イヤーにはVWゴルフが受賞した |
インポート・カー・オブ・ザ・イヤーにはゴルフが選ばれました。個人的にはここでもやや意見が合わず、今年の輸入車としてイチ推しのクルマはボルボのS40/V50で、ゴルフはそれに次ぐ2番手の評価でした。ただ、ゴルフもレーザー溶接を多用したことなどによる剛性感の高いボディや優れた乗り心地、パワフルな直噴エンジンと6速のティプトロATなど、さまざまな特徴を持つクルマです。これも妥当な受賞といえるでしょう。
特別賞としては、運転する楽しさを評価するモースト・ファンがBMW1シリーズ、値打ちモノのクルマを評価するベスト・バリューがマツダのベリーサ、先進技術を評価するアドバンスド・テクノロジーはレジェンドのダブル受賞でした。これらも実に妥当な結果といえます。
私の個人的な見解との相違はともかくとして、あまりに妥当な結果となっただけに、面白みに欠けたともいえるのが今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーでした。もう少し接戦になって紛れが出るくらいのほうが、やっていても見ていても楽しいのですが・・・。
関連サイト日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト2003年の日本カー・オブ・ザ・イヤー