文章:松下 宏(All About「クルマの賢い買い方・売り方」旧ガイド)

シトロエンC2はサクソの後継モデルに当たり、昨年発売されたC3と同じプラットホームを採用したモデルで、数字が小さいことでも分かるようにC3に比べてひと回り小さなボディのコンパクトハッチです。日本ではコンパクトカーでも5ドア車が人気ですが、ヨーロッパでは3ドア車の人気が高く、台数的には非常に良く売れているクラスです。シトロエンは現地では1992年以来、C3、C3プルリエル、C2とわずか1年半の間に3モデルを次々に投入することで、コンパクトカーのセグメントでのシェアを一気に向上させています。日本でもC2によるシェアアップを目指しています。
C2には1.4Lと1.6Lの2機種のエンジンが搭載されています。今回試乗したのは1.6Lエンジンを搭載したVTRで、独自のトランスミッションである5速のセンソドライブと組み合わされています。コンパクトなボディのC2は車両重量が1080kgと軽く、80kWの動力性能を発揮する1.6Lエンジンはボディに大して十分な余裕を持っています。さらにスポーティさを強調するためにやや低め設定されたギア比も関係して、アクセルワークに素直に反応するキビキビした感じの走りが可能です。