10ベストに残ったクルマの中には、販売ランキングのベスト10に入るクルマが1台もないのです。COTYは必ずしも売れてるクルマを選ぶイベントではありませんが、ユーザーの意識と選考委員の意識とが、相当に離れていることを示しています。あるいは、専門家がほめるクルマは売れないということでしょうか。過去の例を見ても、COTYを受賞したクルマの中には、良く売れたクルマと、売れなかったクルマがまちまちに存在します。
う~ん。
いずれにしても、10ベストに選出された10台を対象に、日本カー・オブ・ザ・イヤーが選ばれることになります。10ベストの投票は車名を書くだけでしたが、次の投票は点数を付けることになります。それも一人の選考委員の持ち点は25点でこれを5台に配分することになっています。そのうち最高点は1台にだけ10点を付けることができます。つまり残りの15点を4台に配分することになります。この配分方法は自由で「9-3-2-1」から「4-4-4-3」まで合計16通りの配点パターンがあります。
この方式での投票は、11月12日から13日にかけて、リゾナーレ小淵沢で開かれる最終選考会で試乗した後に行われます。また選考委員は先の10ベストと同時に先進技術、運転の楽しさ、コストパフォーマンスの3つの観点からみた特別賞として、3台クルマを投票しています。各部門ごとにトップを得たクルマが特別賞を受賞しますが、選考委員の3分の1を超える得票を集めないと特別賞には選ばれません。票が割れた場合には該当車なしとされます。この特別賞も11月13日に同時に発表されます。さて今年はどのクルマが日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄光に輝くのか、まだ予断を許さない状況にあります。