文章:森山 みずほ(All About「女性と子供のカーライフ」旧ガイド)

これからの時期は、お出かけが多くなるシーズン。
でもちょっとしたことで、子供の事故(怪我)が起きてしまうことも。でも子供の怪我は、大人が気をつけることでたいていは防ぐことができるものです。
そこで今回は、クルマ回りで起こりがちな子供のヒヤッ! とする行動をピックアップ。こんな行動、知らず知らずのうちにしていませんか? もう一度普段の行動を振り返って、注意をしてみてください
・子供がクルマのボディに手をつく知らない間にクルマのボディに手をついている子供。しかも大人からは一瞬見えないような、ドアヒンジ部分の下のほうの隙間に手を入れたがります。でも「ドアは大人が閉めるから大丈夫」と思っているため、あまり気にしない人多いんですよね。しかし今の季節、
突風が吹いて思いがけずにドアが閉まってしまう・・ということも! ドアに手を挟むという事故は、最悪の時には指の先端を切断してしまうという、重傷事故にもつながる怖いものなのです。
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対策
小さなうちから子供に「ドアは危ないもの」ということを教えておくこと。また荷物の出し入れなどをする際は、風などなんらかの影響で、突然ドアが閉まったりしないように、大人が身体で押さえておく。さらにドアを閉める際は、必ず子供が手などをはさんでいないか確認し、いつでも子供にも聞こえるよう「ドア閉めるよ」と言ってから閉める癖をつけましょう。家族ででかけている際に起こりがちなのが、ドアを開けたまま、ママがクルマから降りた子供と話しをしているうちに、気をきかしたつもりのパパがドアを突然バタンと閉めて、隙間に手をかけていた子供が指を挟んでしまう・・という例。“ドアを閉める際は、確認して声をかけてから”は家族統一のルールにしておくように!
・子供が一人で乗り降りする3歳にもなると、子供は一人でクルマから乗り降りをしたがります。自分で出来るからと安心して、親が目を離した隙に、シートから転落し、頭部を負傷するという怪我も、よく見受けられます
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対策
自分でやる! という子供に手はなかなか出せないもの。でも目は絶対に離さず、もし子供の足元がグラッときたら、すぐにフォローできるようにして大人は必ず側で見守っていましょう。降りる際もそうですが、乗り込む際も足元が滑って落ちることも多いです。とくに
公園などで遊んだ後、靴の裏に砂などがついていると滑りやすいので要注意です
・クルマの回りで遊んでしまうクルマの影で遊んでいた子供に気がつかず、クルマを動かしてしまい大惨事になってしまうというパターン。残念ながらこの事故も繰り返し起っているのが現実。
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対策
とにかく普段から「駐車場では遊んではいけない」「クルマの回りは危険な場所」ということを子供に伝えておくこと。とくにクルマの真後ろで、しゃがんで遊んだりしないように、教えてあげましょう。また自宅では出発前の支度をしている時など、大人がバタバタしていると、子供は自分なりに、何かをして遊ぼうとしてしまい、虫などを発見して夢中になるとクルマの影に入ってしまいます。目を離さないのが一番ですが、とにかくそういう行動をしたら“危ないのよ”とすぐ叱る。また、もしお友達の子供でも、視界がら消えたら
「誰かが見てくれているだろう」とは考えずに、自分の目でクルマの回りを確認してから発進するように。この「・・だろう」が一番の事故のもと! 大人の人数が多いときこそ、要注意です。
・ドアノブやパワーウインドーのスイッチをいたずらする運転している大人は、なにげなく“後ろの窓が開いている”と思って閉めようとスイッチを押すと、子供が突然泣き出して指を挟んだことに気がつく、というのが多いパターンです。ドライブに飽きてくると、子供はとにかく回りのものを触ろうとして窓を開けたりしてしまいます。そして開いた窓の隙間から手を出したりして風を楽しんだりするのです。
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対策
運転席の窓しか開閉操作ができなくなる「ウインドーロック」、またドアが外からしか開かない「チャィルドロック」という機能が最近のクルマにはほぼ装備されています。この機能を積極的に使うようにしましょう。大人は「まさかスイッチに手が届くとは思わなかった・・」と言うのですが・・。家の中でも、
昨日まで出来なかったこと、手が届かなかったものが、突然一人で触れるようになっていることってありますよね? それと実は同じで「出来ないだろう」はクルマでも禁物なんです
・チャイルドシートの子供の身体を拘束するベルト(ハーネス)のバックル部の金具でヤケドをしてしまうこれからの季節、炎天下の下にクルマを置いておくと車内の温度は想像を絶するような温度になってしまいます。とくに金具部分は大人でも触れないほどの高温になっていることも!そんな熱くなったバックル部分に、足が触れてヤケドをしてしまうことも
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対策
クルマから降りる際に、チャィルドシート、とくにバックルの部分に白いタオルやハンカチなどを1枚、かけておいて下さい。これだけでもだいぶ違います。また子供を乗せる前に、
一度大人が手で触ってみて、熱くないかを確認することも忘れずに。最近では、このヤケド防止のために、バックル部分が樹脂で覆われているタイプの製品もあります。
・夏のドライブ中に子供がぐったりしてしまう乳児に多いパターンで、静かなので寝ているのかと思ってドライブを続けていたら、実は熱中(脱水)症になりかけていた、ということも
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対策
運転席に居ると気がつかないのですが、リヤウインドー越しに入ってくる陽射しが、赤ちゃんを直撃していることがあります。またエアコンの吹き出し口の向きによっては、後席まで風がまわりにくいということも。取り外し可能なシェードを使うなどして日よけ対策は忘れずにしておきましょう。何もない時は、タオルを窓越しに1枚挟むだけでも効果があります。また赤ちゃんとの夏のドライブは長くても30分を限度にして、クルマを一度停めて赤ちゃんの様子をみましょう。背中に汗はかいていないか?一口でもいいので水分を与えて脱水症状を起こさないように。
寝ている時こそ、大量の汗をあくので脱水症状になりがち。寝ているうちに行ってしまえ~! という大人の気持ちもわかりますが、乳児の際のその行動は、とても危険なことなのです。
まだまだ、細かい部分で気をつけないといけないことはたくさんあります。が、とにかく一番怖いのは「大丈夫だろう」と大人が勝手に思いこんでしまうことです。本当に大人の一瞬の油断が、子供の大きな怪我につながってしまうのです。とくになんでも一人で出来るようになってくる5~6歳頃は要注意。親も子供も「平気だろう」と油断してしまいがちな時期だからです。とにかく過信は禁物! せっかくのドライブですから、みんな笑顔で楽しめるよう、ちょっとした配慮を忘れずにいてくださいね。