その他の輸入車関連情報

更新日:2002年07月15日

仏風原付自転車・ソレックス

編集部 All About 写真

戦後まもなくフランスで生まれた原動機付き自転車ソレックス。前輪の上にエンジンを乗せて走らせる超原始的乗り物は、21世紀の日本でも使い物になるのだろうか? 1年間付き合ってみた。

文章:森口 将之(All About「フランス車」旧ガイド)

ひと昔前のパリの街中を撮った映画や写真を見ていると、自転車の前輪の上にエンジンを付けた乗り物がしばしば登場する。それがソレックス、正しくはベロ・ソレックスだ。イタリアのベスパ、日本のスーパーカブに相当する、フランス人にとってもっとも気軽なエンジン付きの乗り物といっていい。


キャブレターで有名なソレックス社が創立したのは1905年だが、約10年後には早くもこの乗り物の開発を開始。第2次世界大戦後の46年に量産が始まっている。名前のベロとはフランス語で自転車のことだ。その後何度も改良が続けられ、世界各国でライセンス生産を実施。70年代には日本のダイハツも作っていた。ただしフランスでの製造は88年で終了。現在はハンガリーで生産が続けられている。

フランス車が好きな僕は、当然ソレックスにも前から興味を持っていた。今まで手に入れなかったのは、生産中止のニュースを知っていたし、ダイハツ製はパーツの入手が心配だったからだ。ところが最近、ハンガリー製のモデルが日本にも輸入されていることを知った。これなら大丈夫だと勝手に思いこんで実車を見に行き、試乗もしないでその場で購入してしまった。


正式名称はソレックスS3800。エンジンは49ccなので、日本の原付免許で運転できる。パワーを前輪に伝えるのは、クランクと一緒に回るホイールを直接前輪に押し付けて回転させるという原始的な方法だ。エンジンの始動もこれまた原始的。ハンドルの前にあるレバーを動かしてエンジンと前輪を密着させ、デコンプという圧縮を抜くレバーを握りながらペダルを漕いでいき、速度が乗ったところでデコンプレバーを離す。すると押し掛けと同じ原理でエンジンが掛かるというわけだ。

(執筆者:森口 将之)

1 2
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

編集部 All About

住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

自動車カタログ

車名、ブランド、ボディタイプから気になるクルマを検索! 詳細スペックとともにガイドの関連記事もチェックできます

メンズスタイル関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【車・バイクメルマガ】ForM世代が気になる車・バイク情報を、新車インプレッションを中心にレポートします。

ショッピングカタログ

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?