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更新日:2001年06月14日
3ヵ月ほど前のこのコーナーで紹介した、僕が所有するフランス生まれの原付自転車ソレックス。その後全然登場しないので、すでに手放してしまったのかと思う人がいるかもしれないが、まだちゃんと手元にある。最近はわけあって乗っていないのだが。前回はこの乗り物の説明だけで終わってしまったので、今度は乗った感じについて書いていこう。
ソレックスにはセルモーターがない。キック式のスターターもついていない。じゃあどうやってエンジンを掛けるのか。ペダルを漕いでいき、ある程度までスピードが乗ったところで、その惰性でエンジンを掛けるのだ。押し掛けを発展させたものといえるだろう。でもこれは別に変わった方法ではなく、昔は多かった同じような成り立ちの原付自転車はほとんどこのやり方だった。
エンジンが掛かればひと安心というわけでもない。なにせ最高出力は1PSにも満たないのだ。上り坂にかかると、スロットルをいっぱいに捻っていてもどんどん速度が落ちていく。しかたなく再びペダルに力を込めて、スピードをキープしなければならない。いま日本では電動アシスト自転車というものが出回っているが、こちらは人力アシスト二輪車といえるだろう。
そんなソレックスだが、現在は動いていない。スロットルワイヤーの先端につく留め金が外れてしまったのだ。強力な接着剤でつなげてみたが効果なし。しかたなく近所の自転車屋でワイヤを買ってきて、それを加工して付けようと思っているが、忙しくてなかなかやる暇がない。そうこうしているうちに梅雨入り。あちこちに錆は浮いてきているし、なんとかしなければという思いだけが空回りしている今日この頃だ。
(執筆者:森口 将之)
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