2005年半ばにデビュー予定　アルファがスズキとＳＵＶ開発へ

ＧＭとの関係がいろいろと取りざたされるフィアット。自動車ビジネス以外の事業をすべて売却して、クルマビジネスに専念の噂もあるが、そうなればＧＭとの関係は一層親密にならざるをえない。

そんな成り行きの一端とも思える発表が４月10日に行われた。ＧＭグループであるスズキと共同でＡセグメントのＳＵＶをアルファロメオが共同開発するというものだ。

クルマについての詳細は明かではないが、スズキの次期型スイフトと共通車台の５ドアＳＵＶがアルファブランドでも登場することになりそう。もちろん、同じくＧＭのシボレーブランドとの連携もその先には見えてくる。

新ＳＵＶはディーゼルエンジンを主力にガソリンエンジンもラインナップ。１～1.3リッタークラスで、2005年半ばにはスズキのハンガリー工場で生産が始まるという。

両ブランドで全く違うスタイリングが与えられると見られ、先のジュネーブショーでお目見えしたカマルと並んでアルファはこの分野でもスタイリングセンセーションを巻き起こしそうだ。