輸入車/注目の輸入車試乗レポート

新型マスタングコンバーチブルにワクワク!

新型マスタングが登場した。1967年に登場した初代モデルをモチーフとしたスタイリングは、より筋肉質かつシャープな印象が強調された。今回はコンバーチブルの、コストパフォーマンスの高いV6モデルに試乗。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

存在感の増したエクステリア

V6コンバーチブル プレミアムの価格は480万円

2009年秋に登場した新型マスタングに試乗することができました。マスタングはガイドにとって、とてもお気に入りの1台。これまで同コーナーでも限定車などたびたびマスタングの情報をお伝えしていますが、今回もワクワクしながら下したての車両を借り出した次第です。

新型マスタングのラインアップは先代と同じ。クーペとコンバーチブルがあり、それぞれエンジンは4.6L V8と、4L V6という2種類が用意された4機種となっています。先代の途中から、リーズナブルなV6モデルが、クーペだけでなくコンバーチブルにも設定されています。

カップホルダー、スカッフプレート、ドアポケット、足元にはアンビエントライティング装備
今回試乗したのは、そのコンバーチブルのV6。480万円という車両価格は、クーペのV8GTと同一の金額で、コンバーチブル同士で比べると、V8GTよりも70万円も安くなっています。マスタングの場合、もともとクーペ主体のクルマとしては、本国でも日本でもコンバーチブルの比率が非常に高いのが特徴。またエンジンも、日本ではV8の比率が高いのですが、本国でもマスタング=V8というわけでは必ずしもないらしく、V6比率もかなり高いそうです。つまりマスタングは、クーペ/コンバーチブル、V8/V6のどのモデルも「主役」というわけです。

サイドサポートの張り出したスポーツバケットシートは、上質なレザーがおごられ、クラフトマンシップを感じさせる丁寧なステッチワークが施される
エクステリアは、ロングノーズ&ショートデッキ、3連リアコンビネーションランプなどの要素は踏襲しながら、サイドのプレスラインやフェンダーの張り出しが強調され、エンジンフードに「パワードーム」と呼ぶふくらみが与えられるなどして、より筋肉質かつシャープな印象が強調されています。先代の流れの延長上にありながらも、誰の目にも新しさを感じさせるもので、より存在感が増したように感じられます。実際、街中を流すと大勢の人に目で追われたように感じたのは、気のせいではないでしょう。

リアウインドウはガラス製。ブラックのソフトトップは、V8がクロス製、V6モデルがビニール製となる

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