カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

諦めていた塗装面の艶が手軽に蘇る!?

丁寧に洗車しているつもりでも、クルマのボディはいつの間にか新車時の輝きが薄れ、細かい洗車キズが目立つようになってしまうもの。そんな塗装面の艶を素人でも簡単な作業で取り戻せるというアイテムを試した。

執筆者:宮島 小次郎


素人の作業でもピカピカの艶を取り戻せるのか?

マイエターナル
マイエターナル
塗面光沢復元剤
価格/2310円(250cc)
問/エターナル
新車のときには美しい光沢を放っていたクルマのボディも、日が経つにつれていつの間にか艶が失われ、細かい洗車キズなどが目立つようになってきてしまうものです。これは塗装の表面に細かいキズが付くことで、光を乱反射してしまうことが原因となります。

こうした塗装面のキズを落とすには、コンパウンド(研磨剤)を使って表面を薄く削り、凸凹をならす方法が確実です。実際、プロの磨き屋さんは数種類のコンパウンドと研摩用のパッド(スポンジや羊毛のバフなど)、そして電動のポリッシャーを使って丁寧に塗装面を磨き上げることで、塗装面の艶を蘇らせてくれます。

素人でも、コンパウンドを用意して、ウエスなどを使って手で磨くことで、同様の効果を得ることは可能です。ただし、コンパウンドの扱いは結構難しく、塗装面へのダメージを恐れて目の細かいコンパウンドばかりを使っても一向にキズは消えませんし、かといって目の粗いコンパウンドでゴシゴシ磨いてしまうと後で後悔することにもなりかねません。特に濃色系、それもソリッドのブラックや紺色などは、DIYで磨くと大変な目にあってしまいます。

ではやはり、素人がクルマのボディを磨くのはやめておいた方がいい、というのが結論なのでしょうか。実は今回試してみたアイテムは、そんな定説を真っ向から打ち砕くような画期的なものです。マイエターナル「塗面光沢復元剤」は、研磨剤を含むコンパウンドの一種ながらも、塗装面を傷めずに光沢を取り戻すことができるという洗車好きにとっては夢のようなアイテムです。

一般的なコンパウンドに比べて、マイエターナルでは研磨剤の粒子が極めて小さいため(商品説明には一般的なコンパウンドに含まれる研磨剤の粒子が野球ボールくらいの大きさだとすると、マイエターナルはパチンコ玉くらいの大きさと解説されています)、従来のコンパウンドにあった磨きすぎによってかえってキズを増やしてしまうという事態を防ぐことができるのだといいます。

次ページでは、実際にその効果を試してみます
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