車の点検ポイント

更新日:2007年12月12日

バッテリー寿命の見極め方 その1

気温が低くなってくると、バッテリーの性能が低下してくるため、これからの季節バッテリーのトラブルが増えてきます。そこで今回は、バッテリー上がりを防ぐために、バッテリーの寿命を見極める方法を紹介します。


バッテリーの状態を確認することが大切

バッテリー
見た目では全く劣化具合が判断できないバッテリーは、専用のテスターを使ってその状態を把握する必要があります
夏の時期にも取り上げたバッテリー上がりについてですが、これからの季節はまたこのトラブルが増えてくると思いますので、今回はバッテリー上がりを未然に防ぐ方法について考えてみたいと思います。バッテリー上がりを防ぐには、あらかじめバッテリーの状態を把握しておくことが重要です。では、バッテリーの状態はどうやって知ることができるのでしょうか。

まず最も確実な方法が、バッテリー液の比重を測るというものです。比重は専用のテスターで計測することができるのですが、最近のクルマに増えてきたメンテナンスフリーのバッテリーではバッテリー液を抜き取ることができないため、この方法は使えません。

そこで、エンジン始動前の状態でバッテリーの+/-端子間の電圧を測るという方法が有効です。この場合もやはり専用のテスターが必要になってきます。それには単に導通を確認するだけの検電テスターではなく、リアルタイムで電圧の表示が可能なデジタルタイプのメーターが便利です。数千円で購入できるものですから、ひとつ用意しておくと電気系の作業をするときには重宝するはずです。

バッテリー端子間で、バッテリーの電圧を測定するには、まずバッテリーの位置を確認します。計測はエンジン停止後1時間以上放置して、なるべくオルタネーターによる発電の効果が落ち着いた状態で測定することで、バッテリーの正確な状態が把握できます。

カーナビ電圧
市販のカーナビでは、システムの動作確認用にカーナビに来ている電源の電圧を表示する機能を持つタイプもあります
また社外品のカーナビでは、システムのチェック画面でカーナビへ送られる電源の電圧を確認できるタイプもあります。通常はエンジン作動中に確認するものですが、エンジンを掛けずにカーナビを起動させて、電圧をチェックすれば、簡易的にバッテリーの電圧を確認することができるのです。ただ、アクセサリー電源を入れた状態でも、バッテリーの電圧は消耗しますから、実際よりも低めの数値が表示されるので注意が必要です。

次ページではバッテリー電圧による見極め方を紹介します
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