タイヤ・ホイール保管のコツ　その1

走行後のタイヤホイールは汚れだらけ

クルマの部品というのは、取り外して裏側を覗いてみると、信じられないぐらい汚れていることが多いのです。タイヤ・ホイールはその最たる例でしょう

皆さんは取り外したスタッドレスタイヤやアルミホイールをどのように保管していますか？　実はタイヤやホイールというのは、外した後の保管状況などによって、そのコンディションというのは随分と変ってきてしまうものなのです。

大切なのは外したタイヤ・ホイールをそのまましまわない、ということです。外した状態をご覧いただければお分かりの通り、走行後のタイヤ・ホイールというのはドロ汚れやブレーキパッドのカス（ブレーキダスト）などによって非常に汚れています。そのまま放置しておいたのではゴム製品であるタイヤにとっても、そしてホイールの塗装面にとってもいいことなどありません。タイヤ・ホイールを保管する前には、しっかりと汚れを洗い流しておくことが大切なのです。

タイヤ・ホイールの洗い方ですが、洗車のときと同じように水洗いが基本です。ホイールはボディ用シャンプーなどを使って、汚れを落とすのもいいでしょう。ただしタイヤはタイヤブラシなどを使って汚れを洗い流すだけで十分です。洗剤などを使ってあまりしっかり洗いすぎると、タイヤから自然に滲み出てくる油脂の保護成分まで洗い流してしまうからです。

次ページではホイールの洗い方を紹介します