車の修理

更新日:2004年01月02日

車のボディの擦りキズを自分で補修する方法

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凹まない程度に軽く擦った場合、塗装表面に異物が付着したり、浅いスジが入っているだけというケースがほとんど。「コンパウンド」で磨くだけで消し去ることができるのだ。

文章:鈴木 伸一(All About「カーメンテナンス」旧ガイド)

ボディ補修と聞くと、誰しもまず「難しい!」と頭で考えてしまう。確かに、どこがキズついていたのか判らないレベルまで直すとなると・・・かなり難しくなる。 しかし、「見立たなくなる程度で充分」と割り切ってしまえば、ビギナーであっても十分可能なのだ。

愛車がキズついてしまうと乗るのが億劫になり、ワックスをかけるのさえ面倒になってくる。そうなってしまっては元も子もなし! 自分で直せば愛着も倍増するので、キズ直しにチャレンジしたい。

●白いすじ状の擦りキズ
塗装表面を軽く擦ると、爪が軽くひっかかる程度の浅い溝が白いすじ状のキズとなって残りやすい。また、塗料カスなどの異物がコビリ付いているだけというケースも。ホディカラーとは明らかに色目が異なる凸状のキズだったらまず間違いなし。どちらのケースも鏡面仕上げ用の極細コンパウンドで磨いてやればきれいに落すことができるのだ。


1.スポンジを水に浸して絞る
ただし、利用する用具のチョイスを誤れば磨きキズを付けてしまう。これでは元の木阿弥! 磨き作業には天然パルプを原料とした「セルロース系」もしくは多孔質体の「PVAフォーム」のワックススポンジ(エステー化学/アブソーブ・エックスなど)の利用がベスト。保水性がよいため、摩擦熱でコンパウンドが乾いて削り過ぎてしまうのを防げるからだ。また、拭き取りには柔らかな「ネル地」のウエスを使用する。どちらもカー用品店で手に入るので用意しておきたい。さて、セルローズ系やPVAスポンジは吸水性に優れるものの乾燥させてしまうと石のように固くなってしまう。このため、保管時は湿らせておくことが大切で、利用するときはそのつど水に浸して全体が柔らかくなるまで十分水を含ませ、固く絞ってからが原則だ。


2.細目のコンパウンドを塗布
「鏡面仕上げ用」もしくは「極細」のコンパウンドを用意し、小指の先くらいの量をスポンジに絞り出す。


3.ポンポンと叩いて均等に均す
コンパウンドを付着させたスポンジの研磨面を磨く面に2~3回ポンポンと軽く押し付け、コンパウンドを均等に付着させる。


4.キズに対して平行に磨いてやる
キズに対して平行に、直線的にスポンジを動かすようにしておおまか磨き落としてやる。キズの面以外には力を入れ過ぎないよう10回を目安に擦ったら一段落。


次のページは仕上げとドアノブ回りのキズ消しです

(執筆者:鈴木 伸一)

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