カーメンテナンス/車の点検ポイント

警告灯の意味を知っておきましょう チャージランプの意味とは?

インパネ内の警告灯には重要なランプがいくつかありますが、今回はチャージランプについて説明してみます。

執筆者:高山 則政

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文章 : 高山則政(All About Japan「カーメンテナンス」旧ガイド)

インパネにはいくつかの警告灯(ウォーニングランプ)が付いていますが、もし点灯してしまった時には、その意味を知っておかないと立ち往生しかねないものがあります。警告灯にはいくつかの種類があり、どのクルマにも共通しているもの、クルマや装備された機構に専用のもの、あるいは単なる表示か警告か、または警告度に対しての色分けがされています。今回は、充電警告灯(チャージウォーニングランプ)について説明してみましょう。

チャージランプとはどういうの?
 クルマやエンジンの状態は、ある程度はインパネで知ることができるようになっていて、スピードやタコメーターなどの各種メーターの他、様々なランプの点灯状況でも分かるようになっています。このランプにはそれぞれ意味がありますが、走行する上での危険やトラブルの発生を伝えるものは赤いランプになっています。その次はイエローやオレンジ、ハイビームのインジゲーターのような状態表示をするものはブルーやグリーンなどを使っています。

 チャージランプというのは、バッテリーのマークかCHARGEという英文字との併記で表示されているもので、バッテリーに対して充電を行っていないことを表示しています。

イグニッション・オンで点灯を確認
 どの警告灯でもそうなのですが、球切れしていては本当のトラブル時に役立ってくれないことになります。まあ、滅多に切れることはありませんが、運転前にインパネ内のランプが点灯するのを確認すると同時に意味を理解しておくことも大切です。警告灯の種類にもよりますが、エンジンチェックランプのようにイグニッションをオンまで回した時に、球切れ確認のため通電してから消灯するものや、燃料の残量警告灯のようにイグニッション・オン状態で回路が作動状態にならないと点灯しないタイプ、半ドア警告灯のように作動時はいつでも点灯するものなどがあります。

 チャージランプでは、イグニッション・オンでエンジン停止状態では点灯するようになっています。エンジンが回らなければ、充電しないのだから当然のことです。動作状態としては、スターターを回してエンジンが掛かった途端に消灯すればOKです。エンジンが掛かってから消灯するランプには、油圧警告灯などもありますが、別の機会に説明したいと思います。

エンジンが掛かっている時のチャージランプ点灯は?
 走行中にチャージランプが点いた場合は、トラブルの発生を意味します。走行中といっても、マニュアル車で発進時にエンストしたというのは除きます。この時は、例え走行中であってもエンジンが停止しています。
 エンジンが掛かっている状態でチャージランプが点灯した場合、まずベルト切れを疑います。走行中の電力はオルタネーター(発電機)から供給されますが、これはエンジンからベルトによって回されているので、この回転が止まれば発電がストップしてチャージランプも点灯します。

 ベルトが切れるような場合は、エンジン始動時や加速時などの回転急変時にキューンなどと鳴きが出ることもあり、異変を察知できていれば予防できるものです。また、正常なベルトが突然切れることは少なく、寿命末期で作動する期間も長いはずなので、ボンネットを開けての目視点検や張り点検を確実に行っておきたいものです。

更新日:2002年09月30日

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