マシンイメージのライセンス化
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ホンダのエンブレムとブリヂストンのロゴ、そしてリヤウイングに書かれたウェブサイトのアドレスのみが書かれている。 (写真提供:本田技研工業) |
Honda Racing F1 Teamは昨年でブリティシュアメリカンタバコ社との契約が終了し車体からLucky Strikeのロゴが消えることになった。新しいメインスポンサー獲得の情報もなかったことから自社のロゴが大きくなると思われていたが、RA107の車体にはスポンサー企業のロゴはもちろん、昨年まで大きく書かれていたホンダのロゴさえも存在しない。
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昨年のカラーリング (写真提供:本田技研工業) |
ここまで自由な発想のカラーリングを施すことができた理由はメインスポンサーが自社であり、スポンサーマネーに頼った体制ではないためである。
いち早くこの大胆なカラーリングを採用したことで、「地球のカラーリングと言えばホンダ」というイメージが世間にできあがるだろう。ホンダはパートナー企業に対してはこのマシンのカラーリングとロゴの使用をライセンス化し、マーケティングツールとしての活用を可能にすると発表している。
要するにホンダRA107の地球のイメージを使った新しい戦略である。すでに世界中のファンに強烈な印象を与えており、F1での広告の概念を覆す効果が得られそうだ。
唯一のスポンサー? myearthdream.comとは?
RA107のリヤウイングにはホームページのアドレスが書かれている。
http://www.myearthdream.com/ プレスリリースによると一般の人々がマシンのピクセルを購入することで参加できるチャリティーが展開されるとのこと。月の土地を買うのと同じ感覚の手法のようだ。
またホンダは協賛金(スポンサーフィーやライセンスフィー)の一部を環境保護団体などへ寄付することも発表している。
開幕から優勝の期待大?ポテンシャルアップ著しいホンダ
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ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ。2人のレーシングスーツも地球カラーになるのだろうか? (写真提供:本田技研工業) |
地球カラーを纏い2007年シーズンを戦うことになったニューマシンRA107だが、2月のウインターテストではタイムが伸び悩んで黄色信号がともっていた。 しかし、開幕まであと1ヶ月を切った辺りから徐々にペースアップを始め、グランプリの開催地であるバーレーンでのテストでは連日の好タイムをマークしていた。
これまで前身のBARが行ってきた保守的なマシン作りから一転し、今年はホンダ独自のやり方で大きく進化させたマシン投入した。その分開発にはまだ時間がかかりそうですぐに優勝するのは難しいかもしれない。しかし、昨年のようなラッキーな優勝ではなく、今年は自力優勝も夢ではない所まで来ている。
常識を覆すアイディアから生まれる感動。
Honda Racing F1 Teamはいよいよホンダらしくなってきた。
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