2006年F3世界一はマイク・コンウェイが獲得!
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オープニングラップの混乱をすり抜け、実力で勝利を勝ち取ったマイク・コンウェイ。 (写真:Yoshi KITAOKA) |
2006年のマカオGPを締めくくるF3レースの決勝レースが19日(日)、ギアサーキットで開催され、イギリスF3チャンピオンのマイク・コンウェイ(ライコネン・ロバートソン/イギリス人)が混戦を制し、世界一の栄冠を勝ち取った。
マカオF3レースとは?
(解説)
決勝レース レポート!
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| 決勝レーススタート前に集中を高める小林可夢偉。ポールポジションだけに多くのカメラマンやVIP達に囲まれていた。 |
決勝レース前は曇り空となり雨も心配されたが、マカオらしく湿度が高く、決勝レースが近づくにつれ気温も上昇していった。日本人ドライバー、小林可夢偉が前日の予選レースを独走で優勝し、決勝レースでも久々の日本人ウイナー誕生に期待がかかった。
決勝レースで小林可夢偉(ASM)は好スタートを決めた。しかし、ロングストレートでマルコ・アスマー(ハイテック)、ポール・ディレスタ(ASM)に詰め寄られ、リスボアに3台絡んで進入。お互いに行き場を失い、小林、アスマー、ディレスタのトップ3台がリスボアをオーバーラン!その隙をついたマイク・コンウェイ(ライコネン・ロバートソン)がトップに浮上。その後ろに中嶋一貴(マノー)、平手晃平(マノー)が続く。平手は2周目に中嶋を抜き2位に浮上する。
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セーフティーカーに先導され、マイク・コンウェイを先頭にした隊列が続く。この間、ドライバー達はタイヤを冷やさないようにストレートでマシンを蛇行させ、タイヤに熱を入れる。 (写真:Yoshi KITAOKA) |
3周目にコース復帰したディレスタが今度はクラッシュを喫し、これでマシン回収のためにセーフティーカー導入。この時点ではトップがコンウェイ、平手が2位、スーティルが3番手につける。4周目を終えてリスタート。中嶋一貴がエイドリアン・スーティル(トムス)をかわし再び3位に。しかし中嶋はこの後順位を落としてしまう。一方で小林可夢偉は11番手まで順位を回復してきた。
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塚越広大はプレマパワーからの参戦。ユーロF3を戦ってきた平手晃平とバトルを展開。 (写真:Yoshi KITAOKA) |
5番手を走行中だった塚越広大(プレマパワー)はリチャード・アンティヌッチ(ASM)に抜かれ6位を走行。アンティヌッチはここから長いF3キャリアを発揮し順位を上げていく。残り9周となった時点で、トップのコンウェイが2番手の平手を突き放していく。明らかにコンウェイと平手は海側の高速セクションでは互角。しかし、山側でコンウェイが一気にリードを広げる。
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かつて全日本F3でも走っていたリチャード・アンティヌッチ。F3は5年目、マカオの経験も豊富で知り尽くしているベテランだ。 (写真:Yoshi KITAOKA) |
8周目、アンティヌッチがスーティルをかわし3番手に浮上。残り4周、コンウェイは山側でリードを稼ぎ、平手を突き放す。平手はペースがあがらず、12周目にアンティヌッチにかわされ3位に落ちる。さらにスーティルも平手をかわし平手は4番手に落ちる。たくさんのバトルを展開してきただけにスーティルのタイヤもズルズルだ。リヤが流れるマシンが目立ってくるようになる。
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| 表彰台は外国人ドライバーが独占した。その内の2人は全日本F3の経験もあるドライバーだ。 |
終盤に5番手を走行していた塚越がオーバースピードでタイヤバリアに突っ込んでしまう。さらに平手も山側でクラッシュ。日本人は上位陣から姿を消し、全滅という最悪の結果になった。コンウェイは独走、アンティヌッチはスパートをかけるが時すでに遅し。そのままマイク・コンウェイがロングディスタンスの決勝レースを制した。
優勝:マイク・コンウェイ(ライコネン・ロバートソン)
2位:リチャード・アンティヌッチ(ASM)
3位:エイドリアン・スーティル(トムス)
日本人が予選レースまでは大活躍した今年のマカオF3。日本人ドライバーが佐藤琢磨以来「日の丸をあげる」という夢はもろくも崩れ去ってしまった。
次ページでは2006年のマカオF3レースを詳しく紹介。