文章:松田 秀士(All About「モータースポーツ」旧ガイド)
ブノア・トレルイエ
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第2戦の舞台はシリーズ中、最も1周の距離が短い筑波サーキット。今回のエントリーでは、一昨年から活動を続けてきた、国産F3マシンのXOレーシングが始めてエントリー。ドライバーにはF3の経験が豊富な西宮圭一選手が選ばれたが、準備不足からか第3戦の予選を2周走行しただけでリタイヤしてしまった。
ジェルミー・ディフォア
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土曜日に快晴の中で行われた、第3戦と第4戦の予選では、開幕戦を制したトレルイエが他車を圧巻し、ポールポジションを獲得。続いて行われた第3戦の決勝でも2位のディフォアを5.5秒も引き離し圧勝した。3位にはライアン戸田無限のザンドバーグが入り、注目のトムスのモンティンは6位に終わった。これで開幕戦から3戦連続で外国人ドライバーが表彰台を独占したことになってしまった。
翌日に行われた第4戦の決勝もポールポジションのトレルイエがスタートから飛び出し、予選2位のディフォアが続いた。3番手にはPIAAカラーの佐藤晋也がつけ、今年初めて上位争いに日本人が加わった。レースが波乱もなく過ぎようとした18週目に、第2ヘアピンで密山祥吾がクラッシュ。マシンの排除のためにセーフティカーが導入された。再スタート時が後半戦のバトル始まりかと期待されたが、上位陣の順位の入れ替えはないままフィニッシュを迎え、トレルイエが筑波2連勝を飾った。3位に佐藤が入り、4戦目にしてようやく日本人ドライバーが表彰台に立った。

気になるのはトムスのモンティンの走り。第3戦は6位に終わり、第4戦は佐藤に続く4位でフィニッシュ。開幕戦のキレのある走りは見られず、佐藤に追いつくものの、オーバーテイクを試みるにも至らない状態だった。それに比べ両レースで2位に入ったディフォアは全戦で表彰台に立ち、ランキングも2位に浮上。派手な走りは見せないものの、クレバーな走りが印象的な手堅いドライバーといった感じだ。
ポイント争いは早くもこの3名に絞られてきた雰囲気だが、今年は全19戦が予定されているため、まだまだ先は長い。次戦はゴールデンウィーク真っ只中の5月4日に富士スピードウェイで行われる。
<TEXT:All About Japan>