文章:松田 秀士(All About「モータースポーツ」旧ガイド)
マラソンや駅伝なんかだと、公道を一時的に閉鎖して競技をやっているけれど、どうして日本では公道レースが出来ないのか。こんな疑問を持っているのは僕だけではないだろう。確かに、暴走族が真似をしたら困るとか、うるさいし近所迷惑とか、なかなか実現しない理由はいくつかある。でも、今の日本、そんな机上論だけですべてを済ませてよいものだろうか。悠長なことを言っていられるほど国が豊かでなくなってきていることは、いまさらいうまでもない。
レースの世界なんか、景気の動向にとっても左右されるので、こんな時期、良いはずがない。ならば、なんでもトライするアクティブ&ポジティブな姿勢が大事なんである、と僕は考える。
そんなおり、「おーっ!それはすごい!」と思わず唸ってしまう記事に出くわしたその記事には、「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟発足記者会見が自由民主党本部で行われた(2月2日)」と書かれていたのだ。そして、発足の目的は、「先進国の中で立ち遅れている自動車文化とモータースポーツ文化を振興することにより、内需拡大や青少年の健全育成等々、広く社会に貢献する。」とあり、「近い将来、日本国内でも一般公道を使用したレースを開催できるようにしたい、公道レースの実現は日本の経済育成にもつながる。」と書かれていたのだ。
そう、内需の拡大に貢献するはずなんだよ。日本人も世界のご多分に漏れず珍しいもん好きだから、公道レースを熱海あたりでやれば、人は集まり温泉街も繁盛するだろうし、メディアは取り上げてくれるだろうし、一石二鳥ではないか。と、いうのは僕の浅はかな考えだろうか。で、これはすごいことだ、一番に僕のガイドサイトに追加しようと思い、早速ホームページを検索してみたのだ。ところが、HPが見つからない。それで、自民党のHP中をいろいろと探索してみた。が、やはり見つからなかった。どういうことだ、これは。(ちょっと怒り)
このITの時代に、"自由民主党モータースポーツ振興議員連盟"という豪快なシュプレヒコールを、メディアに発表をしながらHPすら事前に用意していない。しかも、自民党HPのニュース欄にすら登場していないのだ。情けないったらありゃしない。完全に相手にされていないね、モータースポーツ。という心情だな僕は。
自民党の議員先生方、今はそんなことにかまってられるほど暇じゃないことぐらいは理解しています。でも、この騒動が一段落したら、ぶち上げた以上の責任があることぐらいは忘れないでくださいね。ほんと、よろしくお願いしますよ!