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高速道路無料化実験、どうなってる?

高速(有料)道路の一部無料化開始から2回目の週末を迎える。どういった状況になっているだろうか? まずトラブルだけれど、道路のタイプによって違うようだ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

無料化されて、どうなった?

高速道路無料化
今回の実験では、合計1626km(37路線50区間)が無料化の対象となる。都市高速や有料道路を除く高速道路の、約18%にあたる

高速(有料)道路の一部無料化開始から2回目の週末を迎える。どういった状況になっているだろうか? まずトラブルだけれど、道路のタイプによって違う。例えば西湘バイパスや箱根新道のような「料金所が一つしかないタイプ」の有料道路は、基本的に通過するよう指示されます。

無料化当初、皆さん戸惑いながら徐行し収受ゲートの係員の指示に従っていたようだけれど、早くもフリーパスだという理解が広がってきた。同時に高速で通過する輩も増えたらしい。こういったマナー違反に対し、当初収受ゲートの係員は徐行するよう指導していたという。

高速道路無料化
基本的には、通行の際は、ETC車はETCカードを挿入したままでETCレーンをゆっくり(時速20km以下)で通貨。ETCを取り付けていないクルマは、一般レーンに入り一時停止する必要がある

しかし言うことを聞かないドライバーも多く危険だと判断。直近では収受ゲートの中で座っているだけになりつつあるらしい。また、ETCゲートを通過するとバー開くタイミング遅くて怖いため(ゆっくり通過すればいいのに!)、あえて有人ゲートを高速通過するケースも多いという。

また、無料化に慣れておらず、完全停止で指示を待つドライバーに対し後続車がクラクションを慣らすことも。ここまで来たら全面的にゲートを解放すべきなのかもしれません。ただそうなると、もし今後有料に戻そうとした時に大変かもしれない。パンドラの箱を開けちゃったか?
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