ホンダ

更新日:2007年10月11日

ホンダの主役は温故知新のスポーツカー

東京モーターショーにおけるホンダ乗用車ブースのテーマは「この地球で、いつまでもモビリティを楽しむために」。そのホンダブースの主役と目されるのは「CR-Z」。どこかで聞いたような名前だが……。

今や日本車の進むべき方向は「先端技術をフルに投入し、環境負荷の小さなクルマを作ること」だと思う。ホンダが東京モーターショーで発表するコンセプトカーの内容も「クルマの楽しさと環境負荷の少なさの両立」という直球勝負であります。

昔の名前に似ています

CR-Zフロント
インサイトの流れを汲む近未来的なデザインながら、80年代に人気を集めたCR-Xにもどことなく似ている

実際、ホンダブースの「主役」になると予想されている「CR-Z」は、優れた燃費性能と、高い次元の走りを追求したハイブリッドのライトウエイトスポーツカーである。昨年半ばまで生産されていたインサイト+一昔前に若者の間で人気だったCR-Xをミックスしたようなクルマをイメージしてもらえばよかろう。精悍な顔つきに、引き締まったサイドビュー、未来的なインテリアなどクルマとしての魅力もたっぷり。また、2人乗りだったインサイトとは異なり、狭いながらもリアシートが付く。

CR-Zリア
パワーユニットはエンジンがメインのハイブリッドシステムを採用

気になるメカニズムは、09年の市販化を宣言している「シビックハイブリッドより一回り小型&軽量の新世代ハイブリッド車」がベースだと予想される。エンジンをメインとし、モーターをアシストとして使うホンダのハイブリッドシステム、軽いモデルほど効率を追求出来る。徹底的な軽量化を行うという「CR-Z」にはピッタリだ。

CR-Z内装
リアシートを設けるなど実用性も高そう。市販化を期待したい

エンジンは間もなく発表となる新型フィットに搭載される新開発の1.3リッター/1.5リッターのどちらかをハイブリッド用にセッティングしたものになるらしい。以前から軽量コンパクトなハイブリッドスポーツに熱心でモーターショーに何度もこの種のコンセプトカーを出品しているホンダだが、今回の「CR-Z」は一番オーソドックス。市販化されることも十分に考えられる。

次ページでは新型インスパイアも
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国沢 光宏

各種自動車専門誌で、新車記事とインプレッションを広く深く掘り下げ多数執筆。

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