繰上返済の前に、借換えを検討
キャッシュフロー表をPCに映しながら熱心に説明するFP高田さん
FP高田:貯蓄を増やしたいという気持ちとはまた別に、住宅ローンを早く返して余裕のある生活をしたい、という気持ちもお持ちでしたね。住宅ローンの返済がなければ楽になりますものね。
本田さん:そうなんです。住宅ローンは早めに返して、老後にお金が「たくさん残った」という感じを味わいたいんです(笑)
FP高田:でも、早く返すためには繰上返済が必要で、今までもあるていどお金が貯まってはそのお金で繰上返済してこられた。そのせいで今現在の貯蓄に関して不安があったわけですよね。少しペースを落として、まず今お金が貯まる実感を味わってはいかがでしょう?
本田さん:なるほど。はい、まずはそうします!
FP高田:とはいえ、今のままだと退職後も住宅ローンが残りますので、やはり計画的な返済が必要です。住宅ローンの返し方をちょっと検討してみましょう。
本田さん:お願いします。
FP高田:まず、現状の住宅ローンをまとめますね。住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)と、銀行のローンがご主人様と奥様とそれぞれ1本ずつで、合計3本の住宅ローンですね。住宅金融支援機構のローンを繰上返済して、期間が短くなっています。
本田さん:金利が高いものから返済しようと思って住宅金融支援機構の分を返してきたのですが、これは良かったのでしょうか。
FP高田:そうですね、銀行のローンは変動金利型ですが、今までは金利が上がらなかったので、結果的には良かったと思いますが、今後は将来の金利上昇の可能性もあるので、変動金利型を減らしたいところです。でも、住宅金融支援機構のローンは、あと約3年で11年目に入り、金利が4%になってしまうんです。
本田さん:そうなんです。それもあって、このローンから返してきたのですが。
FP高田:今後の繰上返済を考える前に、借換えを検討してみませんか?