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NECの新VALUESTAR Wを検証する【VW970/VG】

NEC・VALUESTARの秋冬モデルで、大変身したのがWシリーズ。薄型大画面の高画質化機能にYAMAHA製スピーカー加えた、すばらしいAVパソコンに仕上がっています。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

デスクトップパソコンガイド

生まれ変わったVALUESTAR W

機体デザインを一新したVALUESTAR W

機体デザインを一新したVALUESTAR W

NECのVALUESTAR Wといえば、リビング向けの大画面一体型パソコンとして、富士通・FMV-DESKPOWER LXと並ぶ存在です。前モデルまでは、どっしりした厚みを持った機体に、静音水冷システムを搭載するなど、非常に特徴のあるモデルでした。

そのVALUESTAR Wが大刷新。水冷システムを省いて奥行きがぐっと薄くなる一方、YAMAHA製スピーカーを内蔵してオーディオ性能を高めています。

VALUESTAR Wには、23型モニタのVW970/VGと、21.5型でタッチパネル式のVW870/VGがありますが、上位のVW970/VGを検証してみました。なお、モデル機を試用したため、店頭販売機とは微妙に異なっている場合があることをご了解ください。

大きい画面と高い性能

VW970/VGは、前モデルよりも少し大きいフルHD(1920x1080ドット)の23型ワイド液晶モニタを採用。このモニタはIPS(横電界駆動)方式で、視野角が通常のモニタよりも広く、リビングでも見やすいものです。
23型ワイドのIPS液晶モニタを備える

23型ワイドのIPS液晶モニタを備える


基本性能は、CPUにデュアルコアのCore 2 Duo E7600(3.06GHzx2)を採用。前モデルでは4コアのCore2 Quadでしたが、高クロックな分、処理速度は向上しています。

Windows 7 のエクスペリエンス・インデックスで検証すると、やはりCPU性能は高くなっています。グラフィックス性能は5.3とやや低めですが、内蔵式としては「最速」に近いもので、Blu-rayコンテンツの再生も問題ありません。

基本性能は非常に高い

基本性能は非常に高い

 

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