子供の英語教育/子供英語関連情報

子どもがプリスクールを退園した理由は?

入学希望が殺到する一方、スクールを離れる率も高い。少しだけ通ってやめていく子どもたちのそれぞれの理由は何でしょうか。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

インターナショナルプリスクールを去る子どもたちは多い

憧れて入園したものの、子どもの成長と共にだんだん不安を感じる場合がある。
憧れて入園したものの、子どもの成長と共にだんだん不安を感じる場合がある。
神奈川県に住むKさん。「清水さん、子どもの英語やってるんだって?」「えぇ、そうですけど。楽しく仕事してますよ。」「うちの子どもがインター行っていたけどやめさせたよ。」「えっ?どうしてやめたのですか?」

実は神奈川県にあるインターナショナルプリスクールを半年でやめたそうです。

理由を尋ねると、「子どもがだんだん自分から離れていく気がしてね。」と悲しそうなお父さん。つまり、インターナショナルプリスクールに通い始めた子どもは、どんどん英語を吸収していきます。家庭でも英語と日本語の両方を使うようになってきて、半年経ったころ、お父さんとの会話の返事がすべて英語で返ってきたそうです。お父さんはそのことにかなりショックを受け、このままではダメだ、子どもと自分の関係が壊れてしまう・・という怖さを感じたそうです。

その時の子どもの状態を考えると、英語のほうが使いやすい状態だったのでしょう。だから、日本語で聞かれたことを英語で返事をしたというだけです。とくに深い意味はないように思いますが、英語が苦手なお父さんは、自分の子どもが何を言っているのかわからなかった・・そのことが大きなショックになったようです。

肝心な時に父親と会話ができないかもしれない・・だからやめました

名古屋市に住むYさんは、3人の子どもたちをバイリンガルにすべく、インターナショナルスクールに入学させました。念願どおり娘二人はバイリンガルに。ところが3人目の息子さんだけはバイリンガル教育をやめてしまいました。理由は簡単です。思春期の大事なときに、男同士の話は大人になる上での大切なステップになるはず。そんな時、父親と細かいコミュニケーションできなければ人間的に大きな損失。それを心配をしてやめてしまったとのことでした。

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