前回の話からご主人の反応は?
FP吹田:その後、ご主人に話をされていかがでしたか?
岡田さん:はい、夫には、住宅購入について自分たちの理想の家を購入するには、住宅ローンで条件がかなり厳しいこと、仮に家を買ったとしても、将来の子供の教育費がかかる頃に辛くなることをざっと伝えました。
FP吹田:なるほど、ご主人は納得された感じでした?
岡田さん:はい、まだ少し不服そうではありますが、一応納得したようです。数字を出して頂いたのが良かったと思います。
FP吹田:漠然としていたことが、数字で具体的に見えると、今後の判断の材料にはなりますよね。引続き、家計の見直しについて、みんなでコミュニケーションとりながらやっていきましょう。
岡田さん:はい、宜しくお願いします。でも、まだまだ、家計は火の車です(笑)。
住居費と保険料の2大固定的支出で、手取収入の59%を占めている!
FP吹田:実は、岡田さんが、現在の家計で辛いと感じる大きなポイントが1つあります。前回、ご記入いただいた家計の支出項目ごとに、手取収入に対する割合を計算して、円グラフを作ってみたのですが、手取収入を100%とすると、家賃が33%で保険料支出が26%。つまり、この2つの固定的支出だけで手取収入の59%も占めているのです(図1参照)。
[図1]手取収入に対する家計支出の割合
岡田さん:うわぁ、グラフだとすごく多いのがわかりますね。
FP吹田:はい、住居費や保険料などの固定的な支出が、手取収入の半分、つまり50%を超えると、どんなに奥様が節約などをがんばっても限界で、ちっとも楽にならない…と思うんです。
FP岡田さん:どおりで辛いと…(笑)。住宅購入をしばらく見送るなら、今の家は快適なので、引っ越す必要性もなく家賃はそのままかと思います。あと保険が、共働き時代に加入したもので、保険料負担が大きいと思っているんですが、どうでしょうか?
FP吹田:確かに保険料支出が手取収入の26%を占めるというのは、かなりの負担割合ですよね。通常は、保険料支出は手取収入の1割以内を目安にしたいところです。でも、ご主人の持病から、将来、保障を増やすのが厳しいことが予想されるなら、安易な保障の減額は禁物ですね。では、現状の保険の加入内容をチェックしてみましょう(次ページ)。