妊娠準備/二人目の妊娠

二人目、三人目、3年あくと初産と同じ?

現在日本では、年間106万人が誕生していますが半数が第一子、第二子・第三子以上が半数です。ひさしぶりのお産とはどんな感じなのでしょうか。

この記事の担当ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

3年あくと初産と同じ!?

2人目不妊という言葉も定着しましたが、二人目、三人目の出産は初産と違うのでしょうか? 巷では「出産の間が3年あくと初産と同じ」とよく言われたりします。これは初産の時のように産道や子宮口が戻るのではなく、経過や感覚を忘れてしまい、また初体験のような気持ちになるということです。妊娠中の身体の変化とか、陣痛は大脳旧皮質の仕事のためか、あまり記憶に残らないものなのです。ですから、数年経つと上の子の大変だった育児の記憶も忘れてしまって、消耗する感覚が少ない分、楽しみが増えるのです。この意味で初産と同じと言われているのでしょう。

3年あくと初産と同じとは言われていても、年子ならラクかというと毎回、陣痛は同じパワーです。未知の体験への恐怖心や緊張が少なくなり2回目のお産は楽に感じた、という人は少なくありません。

ひさしぶりのお産で注意することは?

健康的なリスクは加齢によってあるものの、二人目以降の出産が35歳を過ぎていたら高齢出産かというとそうではありません。産道が一度お産をしたという経験を持っているわけですから、産道はやわらかいでしょう。陣痛に対するリラックス感の深さがあるので、二人目のお産がひさしぶりだったり、35歳以上だとしても体が覚えているので大丈夫です。

また年齢によってリスクが大きいのかというと、妊娠していようといまいと高血圧は年輩者に起こりやすいし、貧血は食生活が良くなければ全世代に起こること。日々の食生活で起こるマイナートラブルは二人目だからというのは理由になりませんよね。

ひさしぶりのお産がなぜ楽かというと、やはり前に経験しているので見通しが立つからです。陣痛はこれくらいのパワーを発揮してこないと分娩にならないとか、赤ちゃんはどれくらいおきに泣くのか、どんなふうにしたら泣きやむのかなど、出産・育児で起きることに何でも察しがつきます。一人目に比べて二人目は消耗が半分。初めての出産・育児は自分では肉体消耗しているようでも、実は精神消耗が大きな理由で疲れとしてとらえていることがいっぱいあるのです。

久しぶりの出産がもたらす幸せ

上の子と4歳以上あくと、お話すれば十分わかる年齢なので、妊娠中の赤ちゃんを待つ日々が上の子と一緒にふくらんでいくので楽しいという話をよく聞きます。上の子にとって弟や妹の誕生は、最初、子ども自身も察しがつかないので不安になる子もいます。「ママを取られたんじゃないか」とか「産まれても自分のことを好きでいてくれる?」と聞いてくることもよくあります。そんなときは、「このお兄ちゃん(お姉ちゃん)がいいな」と決めて産まれてくるんだよと伝えて、想像力をふくらませ、楽しみにできるようにフォローしましょう。

ひさしぶりの赤ちゃんがパートナーとの関係もラブラブにしてくれるということもよくあります。また新たな家族を迎えることが想像をはるかに超えて、かわいく愛しく感じて、「赤ちゃんって、こんなにかわいかったっけ?」といった発言をする人も多いようです。

産める体には必ず卒業式がある

日本では、40代、50代で出産する方が増えています。2012年には、45歳以上で出産された方は800人弱いました。すべてが第一子ではなく、そのうち年の離れたひさしぶりの出産という女性がたくさんいらっしゃるということです。

女性の生殖年齢には限界があるので、いつか産めなくなる日が来ます。40歳が近づいてきたり、45歳以後生理不順になったりしてくると、もう産めなくなっていくなあと感じるかもしれません。

「二人目不妊」、「○歳違いがベスト」なんて法則はありません。「この家族と仲間になりたい子がいたら、おいで~」くらいのゆるい気持ちがおすすめです。2~3年で余裕がないうちに、二人は産まなきゃと気持ちが焦って、やわらかい心の準備ができていなかったり、見通しがたたないところを無理矢理進むのはストレスを強めます。気持ちが本当に欲しいと思うまで、少し待って二人目を迎える人は多いものです。

私の子どもが通っていた小学校では、今は4年生のママたち(40代含む)が妊娠のブーム。10年ぶりのお産をたのしみにしているママたちが多いです。「産めなくなってしまう前にもう一人、自分から誕生する子に会ってみたかったから」と口を揃えるひさしぶり妊婦さんたち。同じ産院で産んでも10年前に比べてケアのメニューがすごく発達していて、カンガルーケアをやるようになっていた、母乳ケアが手薄だったのが手厚くなっていたなどで、とても楽しかったとの声も。前回は帝王切開だったけど、今回は産道からのお産になってまた違うことが経験できてよかったなどなど。みなさんももう一人いかがですか?

【関連記事】
二人目の壁とは!?二人目が産みづらい理由
二人目からの高齢出産
何歳差がいいの?二人目ママに聞くベストタイミング


更新日:2015年01月09日

(公開日:2006年09月26日)

あわせて読みたい

    この記事を読んで良かったですか?

    良かった

    0

    この記事を共有する