将来の家計が大丈夫という実感がない
本田:将来にわたっても大丈夫ということは、頭ではわかるのですが、実感がないんです。
FP高田:実感がわかない理由は、何か思い当たりますか?
本田さん:家計をコントロールしている感じがあまりなくて…。
FP高田:今までは、計画的に自ら貯めるという感じではなかったですものね。自然に貯まったお金も、繰上返済したり、車の購入をしたりで、増えたかなと思うと減る、の繰り返しだったので、貯まっている感じがしないのでしょう。
本田さん:そうなんです。まずは、貯まっている!というのを楽しみたいです(笑)
FP高田:そうですね。貯める余裕があるのだから、もったいないですよね。例えば、住宅ローンは繰上返済した方が総返済額は少なくなるのですが、本田さんの場合には、老後のお金の心配もあまりないので、まずは、手元の貯蓄を増やして安心することが先決かもしれませんね。来年から教育費の支出も少しずつ増えていき、6年後にピークになりますので、手元の貯蓄を多くしておきたい時期です。貯蓄を増やしておきたいタイミングでもありましたね。
本田家の今後の教育費推移
本田:はい、ぜひ貯蓄を増やしたいです。
お金の流れを整理するのも貯蓄の早道
FP高田:今までは、残ったものが貯蓄でしたね。それを、まずは貯蓄の先取りに変えましょう。今は年間170万円の貯蓄ができますよね?
本田さん:はい、そのくらいは残っていました。
FP高田:今後、支出も増える予定なので、少し少なめですが年間150万円を貯める、と決めて計画してみませんか?
本田さん:貯められるものならぜひ。どのように計画したら良いでしょうか?
FP高田:毎月とボーナス時に分けて計画しましょう。現在ボーナスは年約100万円の余裕があるようですが、半分くらいなら確実に貯蓄にまわせませんか?
本田さん:はい、半分なら大丈夫です。
FP高田:そうすると、毎月8万円ずつ、ボーナス時に27万円で、年間150万円になります。
本田さん:そのように分けて考えると、できそうですね。あ、でも…、私の口座から毎月8万円を貯蓄に回すのはちょっと難しいのですが…。というのも、私の口座から生活費のほとんどを引き落としているので、不足してしまうときもあるんです。その時は夫の口座からお金をまわしてもらったりしていて。
FP高田:ということは、生活費を管理している口座はないのですね。あちこちからおろして使っているということですか?
本田さん:そうなんです。生活費も私のクレジットカードを使ったり、水道光熱費は夫の口座からの引き落としだったりするので。
FP高田:家計をコントロールしていないという感覚は、お金の流れが複雑で把握きれてないところにあるようですね。では、まずは、お金の流れを整理しましょう。